Windows 10 には、バージョン「10.6 Service Pack 3 Patch 3 Critical Patch 5900」以降で対応しています。
はじめに
2019年1月30日をもってバージョン10.6は有償の特別サポートを含め、すべてのサポートを終了しております。
ウイルスバスター Corp. 10.6から Trend Micro Apex Oneへ直接バージョンアップすることはできません。
ウイルスバスター Corp. 10.6 管理サーバとクライアントをアンインストールして、Apex One 管理サーバとセキュリティエージェントを新規インストールしてください。
ウイルスバスターCorp.におけるサポートポリシーや各サポート期間における内容の違いについては、下記をご確認ください。
10.6を最新版にするまでの流れ
最新版へのPatch等の適用順序は以下の流れとなります。
※Corp 10.6 特別サポート提供にあたり、Patch 3 (ビルド5800) 以降の適用が条件となります。
Critical Patch 5900 の適用は特別サポートに対しては必須ではありませんが、可能な限り最新版を適用ください。
ポイント!
初期状態では、ウイルスバスター Corp. サーバにService Pack やPatchを適用する毎に、クライアントにプログラムの配信が行われます。
ウイルスバスター Corp. サーバに必要なService Pack やPatchを全て適用した後に、クライアントに必要なプログラムの配信する事も可能です。
手順については、以下製品Q&Aをご確認ください。
製品Q&A:ネットワークの負荷を軽減/抑制しクライアントを段階的にバージョンアップする方法
10.6を最新版にする
以下手順で最新版にしてください。
事前確認 帯域制御の必要性を検討する
ウイルスバスターCorp.のバージョンアップの仕組みとして、ウイルスバスターCorp.サーバのバージョンアップを実施すると、ウイルスバスターCorp.クライアントへ自動的にプログラムが配信される仕組みとなっています。クライアント台数が多い環境ではバージョンアップ時のネットワーク負荷が問題となる場合があります。
その場合は、下記設定を実施してから、バージョンアップを実施してください。
ただし、一部のバージョンからのバージョンアップ時にこの制御ができない問題がありますので、下記記載の手順をご確認いただきバージョンアップを実施してください。
Step 1 現在使用しているバージョンを確認する
現在使用しているバージョンを確認します。確認方法は下記バージョン確認方法のページを参考にして確認してください。
各バージョンとビルドとの組み合わせは以下の通りです。
ビルドは各バージョンの初期値となり、Critical PatchやHotfix等の適用状況により異なる場合があります。
Step 2 使用しているバージョンを起点としてPatch等を適用する
使用しているバージョン項目を確認し、Patch等の適用を実施してください。
本FAQでは、バージョン10.6全体像での記載となります。個々の新機能、修正点、適用時の注意事項は、各Service PackやPatch情報が記載されているFAQサイトに掲載していますので、確認の上実施してください。
バージョン 10.6 SPなし、Service Pack 1、Service Pack 2 Critical Patch 3516を
ご使用の場合
10.6 Service Pack 3 を適用します。適用方法は下記をご確認ください。
完了後、10.6 Service Pack 3の項目へ進んでください。
バージョン 10.6 Service Pack 2をご使用の場合
10.6 Service Pack 3 を適用します。
ただし、ネットワークの負荷を軽減/抑制してウイルスバスター Corp.クライアントのプログラムを配信する場合は、事前に「Critical Patch build 3516」を適用し、ウイルスバスター Corp.クライアントにCritical Patchが配信されたことを確認してから、Service Pack 3を適用します。ネットワーク負荷を軽減せず、ウイルスバスターCorp.クライアントへService Pack 3を配信しても問題無い環境の場合は不要です。そのまま、Service Pack 3を適用してください。
ネットワーク負荷を制御する場合は、下記をご確認し、最新版へバージョンアップを実施してください。
ネットワーク帯域を気にせずバージョンアップできる環境の場合は、下記10.6 Service Pack 3の適用方法をご確認ください。
完了後、10.6 Service Pack 3の項目へ進んでください。
バージョン10.6 Service Pack 3 または 10.6 Service Pack 3 Patch 1をご使用の場合
10.6 Service Pack 3 Critical Patch 5495を適用してください。
なお、本Critical Patchには、ネットワークの負荷を軽減/抑制してウイルスバスター Corp.クライアントのプログラムを配信できない問題の修正を含んでいます。そのため、ウイルスバスターCorp.10.6 Service Pack 3または、10.6 Service Pack 3 Patch 1からバージョンアップを開始した場合は、ウイルスバスターCorp.クライアントへ本Critical Patchを配信し、その後「ネットワークの負荷を軽減/抑制しクライアントを段階的にバージョンアップする方法」の設定を実施して適用を進めて下さい。
適用方法は下記をご確認ください。
完了後、10.6 Service Pack 3 Patch 2 Critical Patch 5495の項目へ進んでください。
バージョン10.6 Service Pack 3 Critical Patch 5495をご使用の場合
10.6 Service Pack 3 Patch 2を適用してください。適用方法は下記をご確認ください。
完了後、10.6 Service Pack 3 Patch 2 の項目へ進んでください。
バージョン10.6 Service Pack 3 Patch 2 をご使用の場合
Critical Patch 5712を適用してください。適用方法は下記をご確認ください。
Trend Micro Control Managerと連携している場合、ご使用いただいている環境によっては、6.0 Service Pack 1でご使用いただく必要があります。条件については、上記適用方法FAQをご確認下さい。
完了後、10.6 Service Pack 3 Patch 2 Critcal Patch 5712の項目へ進んでください。
バージョン10.6 Service Pack 3 Patch 2 Critical Patch 5712 / 5750 をご使用の場合
Patch3 を適用してください。適用方法は下記をご確認ください。
完了後、10.6 Service Pack 3 Patch 3の項目へ進んでください。
バージョン10.6 Service Pack 3 Patch 2 Critical Patch 5779 をご使用の場合
Patch3 を適用してください。適用方法は下記をご確認ください。
完了後、10.6 Service Pack 3 Patch 3の項目へ進んでください。
バージョン10.6 Service Pack 3 Patch 3 をご使用の場合
ウイルスバスターCorp.10.6においては最新の状態です。
バージョン10.6 Service Pack 3 Critical Patch 5900 をご使用の場合
Critical Patch 5712、または Critical Patch 5779 の環境へ本Critical Patch 5900 を適用している場合には 10.6 Service Pack 3 Patch 3 を適用いただく必要があります。
Patch 3 の適用方法は下記をご確認ください。
Critical Patch 5900 の適用前に、事前に 10.6 Service Pack Patch 3 を適用している場合には 最新の状態となります。
延長サポートの提供にあたり、Critical Patch 5900 の適用は必須ではありません。
10.6 SP3 Patch 3 (build 5800) を適用している環境において延長サポートの提供が可能です。