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本製品 FAQ では、アップデートエージェントの概要および設定方法について説明します。

Apex One SP1 Patch2 (B12902) 以降、ユーザアップデート元リストでアップデート元として設定されていないアップデートエージェントについては、 ダウンロードトラフィックを抑制するために配下のエージェントに配布するためのコンポーネントをダウンロード/複製しないよう機能強化されました。
※アップデートエージェント自体のアップデートには影響はございません。

アップデートエージェントとは

アップデートエージェントとは、Apex One サーバとエージェント間のネットワークが低帯域幅である場合や混雑が予想される場合などに、コンポーネントのアップデート時におけるネットワーク帯域への負荷を軽減させることを目的とした機能です。

例えば、エージェント端末が属するネットワークが複数のセグメント化されており、それぞれのセグメントからApex One サーバへ接続する場合、ネットワーク帯域の混雑が予想されるセグメントにおいては、そのセグメント内の特定の Apex One エージェントをアップデートエージェントに設定し、同じセグメントに属するその他エージェントはアップデートエージェントに設定した Apex One エージェントからコンポーネントをアップデートすることができます。

以下の流れでコンポーネントをアップデートすることが可能です。

〇 ActiveUpdateサーバ
   ↓ 
〇 Apex One サーバ
   ↓ 
    この部分のネットワーク帯域の負荷を軽減します
   ↓
〇 アップデートエージェントに設定した Apex One エージェント
   ↓ 
〇 一般の Apex One エージェント

これにより、Apex One サーバと特定のセグメントの Apex One エージェント間におけるアップデート時の負荷を、Apex Oneサーバと 1 台のアップデートエージェント間の負荷だけに軽減することが可能です。

 

システム要件

エージェント端末をアップデートエージェントとして設定する場合は、システム要件を満たしているかどうかご確認ください。

 Apex One システム要件

 

アップデートエージェント1台に対して、収容するエージェント数について


アップデートエージェントが同時に処理できるエージェントアップデート要求の最大数は、コンピュータのシステム仕様によって異なります。
以下のデータは社内テストに基づいています。参考情報としてご利用ください。

これらの数値は、アップデートエージェントとしてのみ実行されているコンピュータに基づいていることに注意してください。
 
CPU(プロセッサ) コア RAM ネットワーク   対応OS 接続数 
Intel(R) Core(TM) i5 CPU 760 @ 2.80GHz   4 8GB  100Mbps   Windows10    400 
Intel(R) Core(TM) i5 CPU 760 @ 2.80GHz   4 8GB 1Gbps Windows10 900
Intel(R) Xeon(R) Platinum 8259CL CPU @ 2.50GHz   8 16GB 10Gbps Windows10 7700
 

アップデートエージェントの設定方法

特定のエージェントをアップデートエージェントに設定する方法は以下のとおりです。

  • 以下の手順にて、ルートドメインはすべてのエージェントがアップデートエージェントとして指定されることになるため、選択できません。
     
  • IPv6 シングルスタックのアップデートエージェントからIPv4 シングルスタックエージェントには、アップデートを直接配信することができません。
    同様に、IPv4シングルスタックのアップデートエージェントからIPv6 シングルスタックエージェントにも、アップデートを直接配信することができません。
    このような場合に、アップデートエージェントからエージェントにアップデートを配信するには、IP アドレス変換が可能なDeleGate などのデュアルスタックプロキシサーバが必要です。
  1. Apex One サーバの Web 管理コンソールを開きます。
     
  2. メニューより、[エージェント] → [エージェント管理] を選択します。
     
  3. エージェントツリーからアップデートエージェントに設定するエージェントを選択します。
     
  4. エージェントを選択した状態のまま、上部のメニューから、[設定] をクリックし、[アップデートエージェント設定] を選択します。
     
  5. アップデートエージェントとして機能する項目を選択し、[保存] をクリックします。
     

アップデートエージェントのアップデート元の設定

アップデートエージェントに設定した Apex One エージェントが、コンポーネントをアップデートするアップデート元を設定します。

通常は Apex One サーバを選択してください。

〇 ActiveUpdateサーバ
   ↓ 
〇 Apex One サーバ
   ↓ 
    この部分の設定を行います。
   ↓
〇 アップデートエージェントに設定した Apex One エージェント
   ↓ 
〇 一般の Apex One エージェント
  1. Apex One サーバの Web 管理コンソールを開きます。
     
  2. メニューから [アップデート] → [エージェント] → [アップデート元] を選択します。
     
  3. アップデートエージェントが Apex One サーバから最新のコンポーネントをアップデートする場合は、以下の項目にチェックを付けます。
 1.png  

アップデート元を別途指定される場合には、[ユーザ指定アップデート元] にチェックを入れ、[ユーザアップデート元リスト] にて[追加] を選択し、アップデート元を追加します。

2.png
 

一般のエージェントのアップデート元をアップデートエージェントへ変更する方法

Apex One エージェントのアップデート元を、アップデートエージェントへ変更するには以下の手順を実施します。

アップデート元変更のながれ

〇 ActiveUpdateサーバ
   ↓ 
〇 Apex One サーバ
   ↓ 
〇 アップデートエージェントに設定したApex One エージェント
   ↓ 
    この部分の設定を行います。
   ↓
〇 一般のApex One エージェント
 1.Apex One サーバの Web 管理コンソールコンソールを開きます。

 2.メニューから、[アップデート] → [エージェント] → [アップデート元] を選択します。

 3.[ユーザ指定のアップデート元] にチェックをいれます。
  [ユーザ指定アップデート元リスト] にて[追加]を選択し、アップデート元を追加します。

 4.表示された画面で、エージェントのIP アドレスを入力します。
 「IPv4 のアドレス範囲」「IPv6 のプレフィックスおよび長さ」または、その両方を入力します。

 5.ドロップダウンリストから事前に設定したアップデートエージェントを選択します。

  〇アップデートエージェントのIPアドレスを使用して接続する
  〇アップデートエージェントのホスト名を使用して接続する

 6. [保存] をクリックします。

001.png

 7.[すべてのエージェントに通知] をクリックしてエージェントへ通知します。
 

アップデートエージェントの概要および設定方法:Trend Micro Apex One

製品・バージョン:

Apex One2019 , Apex OneAll

概要

アップデートエージェントの概要および設定方法について教えてください。

なお、本 FAQ では下記のとおり記載しています。
・「Trend Micro Apex One 2019」→「Apex One」
・「セキュリティエージェント」→ 「エージェント」
 

本製品 FAQ では、アップデートエージェントの概要および設定方法について説明します。

Apex One SP1 Patch2 (B12902) 以降、ユーザアップデート元リストでアップデート元として設定されていないアップデートエージェントについては、 ダウンロードトラフィックを抑制するために配下のエージェントに配布するためのコンポーネントをダウンロード/複製しないよう機能強化されました。
※アップデートエージェント自体のアップデートには影響はございません。

アップデートエージェントとは

アップデートエージェントとは、Apex One サーバとエージェント間のネットワークが低帯域幅である場合や混雑が予想される場合などに、コンポーネントのアップデート時におけるネットワーク帯域への負荷を軽減させることを目的とした機能です。

例えば、エージェント端末が属するネットワークが複数のセグメント化されており、それぞれのセグメントからApex One サーバへ接続する場合、ネットワーク帯域の混雑が予想されるセグメントにおいては、そのセグメント内の特定の Apex One エージェントをアップデートエージェントに設定し、同じセグメントに属するその他エージェントはアップデートエージェントに設定した Apex One エージェントからコンポーネントをアップデートすることができます。

以下の流れでコンポーネントをアップデートすることが可能です。

〇 ActiveUpdateサーバ
   ↓ 
〇 Apex One サーバ
   ↓ 
    この部分のネットワーク帯域の負荷を軽減します
   ↓
〇 アップデートエージェントに設定した Apex One エージェント
   ↓ 
〇 一般の Apex One エージェント

これにより、Apex One サーバと特定のセグメントの Apex One エージェント間におけるアップデート時の負荷を、Apex Oneサーバと 1 台のアップデートエージェント間の負荷だけに軽減することが可能です。

 

システム要件

エージェント端末をアップデートエージェントとして設定する場合は、システム要件を満たしているかどうかご確認ください。

 Apex One システム要件

 

アップデートエージェント1台に対して、収容するエージェント数について


アップデートエージェントが同時に処理できるエージェントアップデート要求の最大数は、コンピュータのシステム仕様によって異なります。
以下のデータは社内テストに基づいています。参考情報としてご利用ください。

これらの数値は、アップデートエージェントとしてのみ実行されているコンピュータに基づいていることに注意してください。
 
CPU(プロセッサ) コア RAM ネットワーク   対応OS 接続数 
Intel(R) Core(TM) i5 CPU 760 @ 2.80GHz   4 8GB  100Mbps   Windows10    400 
Intel(R) Core(TM) i5 CPU 760 @ 2.80GHz   4 8GB 1Gbps Windows10 900
Intel(R) Xeon(R) Platinum 8259CL CPU @ 2.50GHz   8 16GB 10Gbps Windows10 7700
 

アップデートエージェントの設定方法

特定のエージェントをアップデートエージェントに設定する方法は以下のとおりです。

  • 以下の手順にて、ルートドメインはすべてのエージェントがアップデートエージェントとして指定されることになるため、選択できません。
     
  • IPv6 シングルスタックのアップデートエージェントからIPv4 シングルスタックエージェントには、アップデートを直接配信することができません。
    同様に、IPv4シングルスタックのアップデートエージェントからIPv6 シングルスタックエージェントにも、アップデートを直接配信することができません。
    このような場合に、アップデートエージェントからエージェントにアップデートを配信するには、IP アドレス変換が可能なDeleGate などのデュアルスタックプロキシサーバが必要です。
  1. Apex One サーバの Web 管理コンソールを開きます。
     
  2. メニューより、[エージェント] → [エージェント管理] を選択します。
     
  3. エージェントツリーからアップデートエージェントに設定するエージェントを選択します。
     
  4. エージェントを選択した状態のまま、上部のメニューから、[設定] をクリックし、[アップデートエージェント設定] を選択します。
     
  5. アップデートエージェントとして機能する項目を選択し、[保存] をクリックします。
     

アップデートエージェントのアップデート元の設定

アップデートエージェントに設定した Apex One エージェントが、コンポーネントをアップデートするアップデート元を設定します。

通常は Apex One サーバを選択してください。

〇 ActiveUpdateサーバ
   ↓ 
〇 Apex One サーバ
   ↓ 
    この部分の設定を行います。
   ↓
〇 アップデートエージェントに設定した Apex One エージェント
   ↓ 
〇 一般の Apex One エージェント
  1. Apex One サーバの Web 管理コンソールを開きます。
     
  2. メニューから [アップデート] → [エージェント] → [アップデート元] を選択します。
     
  3. アップデートエージェントが Apex One サーバから最新のコンポーネントをアップデートする場合は、以下の項目にチェックを付けます。
 1.png  

アップデート元を別途指定される場合には、[ユーザ指定アップデート元] にチェックを入れ、[ユーザアップデート元リスト] にて[追加] を選択し、アップデート元を追加します。

2.png
 

一般のエージェントのアップデート元をアップデートエージェントへ変更する方法

Apex One エージェントのアップデート元を、アップデートエージェントへ変更するには以下の手順を実施します。

アップデート元変更のながれ

〇 ActiveUpdateサーバ
   ↓ 
〇 Apex One サーバ
   ↓ 
〇 アップデートエージェントに設定したApex One エージェント
   ↓ 
    この部分の設定を行います。
   ↓
〇 一般のApex One エージェント
 1.Apex One サーバの Web 管理コンソールコンソールを開きます。

 2.メニューから、[アップデート] → [エージェント] → [アップデート元] を選択します。

 3.[ユーザ指定のアップデート元] にチェックをいれます。
  [ユーザ指定アップデート元リスト] にて[追加]を選択し、アップデート元を追加します。

 4.表示された画面で、エージェントのIP アドレスを入力します。
 「IPv4 のアドレス範囲」「IPv6 のプレフィックスおよび長さ」または、その両方を入力します。

 5.ドロップダウンリストから事前に設定したアップデートエージェントを選択します。

  〇アップデートエージェントのIPアドレスを使用して接続する
  〇アップデートエージェントのホスト名を使用して接続する

 6. [保存] をクリックします。

001.png

 7.[すべてのエージェントに通知] をクリックしてエージェントへ通知します。