はじめに
Cloud Edgeの筐体を交換する際に置換でおこなうか、削除して再登録するかによってその後の挙動が異なる部分がございます。この違いについて説明します。
・旧筐体の未加工ログは、交換後はCloud Console上で参照できなくなります。必要に応じて交換前にログのエクスポートを行ってください。
・本手順で筐体を交換した際に[予約アップデート] の自動ファームウェアアップデートがオフの場合、必要に応じてファームウェアのアップデートを行ってください。
新たな筺体に置換する場合
・Cloud Edge Cloud Consoleに保存されている筐体ごとに行っている設定(選択中のセキュリティプロファイル、[ゲートウェイ] - [ゲートウェイ管理] 内の「帯域幅制御」や「ネットワークアクセスコントロール」、[認識されたデバイス]内の「一般設定」といった項目)は新しい筐体に引き継がれます。
・ライセンス終了後は「置換」は行えません。
筐体を置換する手順
Cloud Console上で現在登録されている修理機を新たな筺体に置換する手順は以下の通りです。
1. [ゲートウェイ] - [ゲートウェイ管理] を開きます。
2.対象の筺体の [処理] 欄に表示されている置換アイコンをクリックします。
3.[置換] 画面が表示されるので、新しい筐体のシリアル番号を入力し、[置換] をクリックします。
※シリアル番号の確認場所は箱または筺体の裏側になります。
4.古い筐体をネットワークから切断します。
5.新しい筐体をネットワークに追加します。
新しい筐体がCloud Edge Cloud Consoleに登録され、古い筐体がCloud Edge Cloud Consoleから削除されます。
修理機の情報を削除し、新たな筺体を再登録する場合
・新しい筐体の登録後にセキュリティプロファイルを再度選択する必要があります。
・作成されているポリシー内にてゲートウェイ(筐体)を直接指定して適用している場合は再度選択する必要があります。同一のゲートウェイグループに所属する場合はこの限りではありません。
・筐体ごとに行っている設定は初期値に戻ります。バックアップファイル等でこの設定は復元されないため、手動で再設定を行ってください。
筐体を再登録する方法
5.新たな交換機を登録するため、シリアル番号を入力して [保存] をクリックします。
※シリアル番号の確認場所は箱または筺体の裏側になります。
6.ゲートウェイ管理画面に戻ったら、[セキュリティプロファイル] 欄で適切なプロファイルを設定し、[すべて配信] をクリックします。