目次
- 迷惑メール対策ツールバーは何をする為のツールですか?
- 迷惑メール対策ツールバーの動作要件
- 迷惑メール対策ツールバーを使用する際の制限事項
- 迷惑メール対策ツールバーのインストール方法
- 迷惑メール対策ツールバー の有効/無効を切り替える操作方法
- 迷惑メール対策ツールバー の使用方法
- 迷惑メール対策ツールバーのアンインストール方法
迷惑メール対策ツールバーは何をする為のツールですか?
迷惑メール対策ツールバーとはMicrosoft Outlook、Outlook ExpressおよびWindows メール専用のアドインツールです。
迷惑メール対策ツールバーでは、迷惑/詐欺メールとして判定されたメールを「迷惑メールフォルダ」という名前のフォルダへ自動的に移動し、確認や削除が簡単に行えます。
また、許可/禁止する送信者をカスタマイズして、迷惑メールのフィルタリングルールを設定することが可能です。
迷惑メール対策ツールバーの動作要件
迷惑メール対策ツールバーがサポートしているOS、メールソフトについては、システム要件をご覧ください。
・迷惑メール対策ツールバーを使用するには、ツールバーを使用するコンピュータ側で約30MBのメモリが必要です。空きメモリ容量の少ないコンピュータへ導入する際は、お気をつけください。
もし、パフォーマンスが低下するなどの問題が発生するときは、管理コンソールから本機能を無効にしてください。
・サーバOSとエージェントOSが混在するグループに対してメール検索の設定をおこなった場合で、「迷惑メール対策ツールバーを有効にする」の設定をビジネスセキュリティエージェントに対しておこなった場合でも、迷惑メール対策ツールバーを利用できるのはサポート対象OSのクライアントのみになります。
・Microsoft Visual C++ 2012 再頒布可能パッケージがインストールされている必要があります。
迷惑メール対策ツールバーを使用する際の制限事項
・迷惑メール対策ツールバーでは、受信トレイに入ったメールが迷惑メールや詐欺メールであるかを判定します。
・そのため、お客様が作成したメールソフトの仕訳ルールにより、受信トレイ以外のフォルダへ振り分けられたメールには、迷惑メールや詐欺メールであるかの判定を行いません。
・英語OSはサポート外です。
迷惑メール対策ツールバーのインストール方法
迷惑メール対策ツールバーをインストールするには、管理コンソール(セキュリティダッシュボード)からの操作が必要です。
◆操作方法
1. 管理コンソールを開き、ログオンします。
2. [デバイス]タブをクリックし、表示されたセキュリティグループツリーから、迷惑メール対策ツールバーをインストールしたいコンピュータが所属するグループを選択し、[ポリシーの設定]をクリックします。
3. [ユーザツール] をクリックし、迷惑メール対策ツールバーの項目の「Microsoft Outlookでスパムメールをフィルタします」にチェックを入れ、「保存」ボタンをクリックします 。
管理コンソール側での操作は以上で終了です。
◆ビジネスセキュリティエージェント側での操作
管理コンソール側での操作が終わった後に、エージェント側での操作は特に必要ありません。
もし、メールソフトが起動していれば、一旦終了してから、再度起動しなおしてください。
メールソフトを起動すると、ツールバーへ「迷惑メール対策ツールバー」が自動的に表示されます。
◆迷惑メールを検出し自動的に迷惑メールフォルダへ自動的に移動
迷惑メール対策ツールが機能すると、迷惑/詐欺メールとして判定されたメールを「迷惑メールフォルダ」という名前のフォルダへ自動的に移動します。
※判定されたメールはタイトルに「スパムメール」の文字が追加されます。
迷惑メール対策ツールバー の有効/無効を切り替える操作方法
迷惑メール対策ツールバーの有効/無効を切り替えるには、管理者が管理コンソール側から、またはコンピュータの使用者がエージェントコンピュータ側からのそれぞれで操作を行えます。
しかし、それぞれの操作に関する内部動作が異なります。詳しくは以下をご覧ください。
◆管理者側での操作
管理コンソールから操作を行うことで、エージェントコンピュータにインストールされている迷惑メール対策ツールバーを有効/無効を切り替えることができます。
無効にすると、メールソフトのツールバーから迷惑メールツールバーが消えます。
その際、迷惑メール対策ツールバーに使用していたメモリも解放されますので、パフォーマンスの低下していたコンピュータではパフォーマンスの向上を期待できます。
◆操作方法 (インストール方法と同じ作業内容です)
1. 管理コンソールを開き、ログオンします。
2. [デバイス]タブをクリックし、表示されたセキュリティグループツリーから、迷惑メール対策ツールバーをインストールしたいコンピュータが所属するグループを選択し、[ポリシーの設定]をクリックします。
3. [ユーザツール] をクリックし、迷惑メール対策ツールバーの項目の「Microsoft Outlookでスパムメールをフィルタします」にチェックを入れると有効になります。また、チェックを外すと無効になります。その後、「保存」ボタンをクリックします 。
管理コンソール側での操作は以上で終了です。
◆エージェントコンピュータの使用者側での操作
エージェントコンピュータから、迷惑メール対策ツールバーの機能を有効/無効を切り替える事ができますが、迷惑メール対策ツールバーはメールソフト上に表示されたまま残ります。
迷惑メール対策ツールバーを無効にしても、その使用していた分のメモリは解放されませんので、本操作はあくまでも迷惑メール対策ツールバーの機能を、一時的に切り替える為のものとご理解ください。
◆操作方法
1. メールソフトを起動します。
2. ツールバーから[迷惑メール対策ツール]をクリックし、メニューから[ツールバーを有効にする]、または、[ツールバーを無効にする]をクリックします。
3. 迷惑メール対策ツールバーの表示が変更されます。
◆有効時 ツールバーがアクティブになります。
◆無効時 ツールバーが非アクティブになります。
操作は以上で終了です。
迷惑メール対策ツールバー の使用方法
迷惑メール対策ツールバーの使用方法の詳細は、ヘルプからも参照できます。
使用方法について不明な点があれば、サポートセンターまでお問い合わせください。
◆ヘルプの起動方法
1. 迷惑メール対策ツールバーをインストールしたコンピュータにて、メールソフトを起動します。
2. ツールバーから[迷惑メール対策ツール]をクリックし、メニューから[ツールバーを有効にする]、または、[ツールバーを無効にする]をクリックします。
3. 迷惑メール対策ツール ヘルプが起動します。
内容をご確認ください。
迷惑メール対策ツールバーのアンインストール方法
迷惑メール対策ツールバーは、ビジネスセキュリティクライアントの機能の一部です。一旦インストールすると、ビジネスセキュリティクライアントプログラム自体に迷惑メール対策ツールバーが組み込まれますので、迷惑メール対策ツールバーのみをアンインストールすることが出来ません。
(上記に記載した迷惑メール対策ツールバーを無効にする方法では、あくまでも機能の無効化ですので、アンインストールされるわけではありません。)
迷惑メール対策ツールバーをアンインストールしたい場合は、お手数をおかけしますが一旦ビジネスセキュリティクライアントごとアンインストールしてください。
その後、コンピュータを再起動し、ビジネスセキュリティクライアントのみを再インストールしてください。