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Q1.仮想ゲートウェイを登録する際、設定項目"静的IPアドレス"に指定するIPアドレスにはどのようなIPアドレスを設定すれば良いでしょうか。

「TMWSから見た、お客様端末のグローバルのクライアントIPアドレス」となります。
 例えば、お客様環境がNAT環境である場合、インターネットの出口となるネットワークゲートウェイに割り当てられたグローバルIPアドレスを登録いただくことになります。

Q2.仮想ゲートウェイを登録する際、設定項目"静的IPアドレス"をCIDR形式等のIPアドレスレンジで登録することは可能でしょうか。

単一IPアドレスのみでの登録となり、CIDR形式等のIPアドレスレンジで登録することはできません。
ただし、複数の単一IPアドレスを登録することは可能です。

Q3.仮想ゲートウェイを登録する際、設定項目"静的IPアドレス"に最大何件までIPアドレスを登録することが可能でしょうか。

各仮想ゲートウェイに対しては、登録できるIPアドレスの数に制限は設けられておりません。
ただし、「仮想ゲートウェイ全体での、登録できるIPアドレスの合計数」の上限は1000になります。

Q4.仮想ゲートウェイの登録数、オンプレミスゲートウェイの登録数に上限はありますか。

仮想ゲートウェイの登録数上限は500になります。
オンプレミスゲートウェイの登録数上限は、Standard版をご利用の場合は50、Advanced版をご利用の場合は100になります。
 

Q5.仮想ゲートウェイの設定項目"静的IPアドレス"について、複数の仮想ゲートウェイに同じIPアドレスを登録することは可能でしょうか。

こちらは不可能となります。仮想ゲートウェイの"静的IPアドレス"に登録するIPアドレスは、すべてのTMWSアカウントにおいて唯一である必要があります。「既存の仮想ゲートウェイにIPアドレスを登録していないにも関わらず登録失敗エラーが表示される」場合、「別のTMWSアカウントの仮想ゲートウェイで当該IPアドレスが"静的IPアドレス"として既に登録されている」という状況になります。

Q6.仮想ゲートウェイを使用すると、[ログとレポート] > [ログ分析]のインターネットアクセスログの"ユーザ名"、"クライアントIP"の情報が常に「仮想ゲートウェイに登録したIPアドレス」になってしまいます。実際の"ユーザ名"、"クライアントIP"をログに記録させるにはどうすればよろしいでしょうか。

"ユーザ名"の表示には、TMWSでのプロキシ認証が必要になります。TMWS管理画面の[ゲートウェイ]にて対象の仮想ゲートウェイを選択いただき、設定「ユーザ認証」を有効にしていただくようお願いいたします。
"クライアントIP"の表示には、TMWSに到達するHTTPリクエストにX-Forwarded-Forヘッダが付与されており、かつ、そのヘッダに実際のクライアントIPアドレスが記録されている必要があります。社内のネットワーク機器やプロキシサーバにて、「TMWSへ到達する前に、HTTPリクエストにX-Forwarded-Forヘッダを付与する」よう設定いただきますようお願いいたします。