統合スマートスキャンサーバで使われる証明書は、サーバプログラムのインストール時に作成される証明書と同じものを使用します。
IIS 7 以降でSSL 証明書の期限が切れた場合、以下の手順で更新することができます。
事前準備:既存の SSL 証明書を削除する
Apex One Service Pack 1 (ビルド 11092)以降の環境では、先に Apex One サーバをインストール時に作成した 既存の SSL 証明書を削除してください。1. [ファイル名を指定して実行] にて mmc と入力し、[OK] をクリックします。
2. 表示された Microsoft 管理コンソール(MMC コンソール)の上部メニューバー [ファイル] より、[スナップインの追加と削除] を選択します。
3. [スナップインの追加と削除] ウィンドウの左ペイン [利用できるスナップイン]より、[証明書] を選択し、画面中央の [追加] ボタンを選択します。
4. [証明書スナップイン] ウィンドウが出力されますので、[コンピューター アカウント] を選択し、[次へ] ボタンを選択します。
5. [コンピュータの選択] ウィンドウでは、デフォルトで [ローカルコンピューター] が選択されておりますので、「完了」ボタンを選択します。
6. [スナップインの追加と削除] ウィンドウの右ペイン [選択されたスナップイン] に「証明書(ローカルコンピュータ)」が追加されます。
7. [スナップインの追加と削除] ウィンドウを [OK] で閉じます。
8. Microsoft 管理コンソール(MMC コンソール)画面の左ペインの「証明書(ローカルコンピュータ)」を以下のように開きます。
■「個人」→「証明書」
9. 削除する証明書を選択し、上部メニューバー [操作] より、[削除] します。
SSL 証明書の更新手順
SSL 証明書を更新するには、以下の手順を実施してください。1. Apex One サーバでコマンドプロンプトを「管理者として実行」で開きます。
2. 下記のパスに移動します。
<Apex One サーバインストールフォルダ>\PCCSRV
<Apex One サーバインストールフォルダ>は初期設定では以下のとおりです。
Apex One サーバ新規インストール時のパスのため、ウイルスバスターコーポレートエディションからのバージョンアップ時は”ApexOne”を ”OfficeScan”と読み替えてください。
C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Apex One
■ 初期設定時の入力例
cd "C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Apex One\PCCSRV"
Apex One サーバ新規インストール時のパスのため、ウイルスバスターコーポレートエディションからのバージョンアップ時は”ApexOne”を ”OfficeScan”と読み替えてください。
C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Apex One
■ 初期設定時の入力例
cd "C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Apex One\PCCSRV"
3. 以下のコマンドを実行します。
svrsvcsetup.exe -GenIISCert
4. Microsoft 管理コンソール(MMC コンソール)からローカルコンピューターの "証明書" 画面を開きます。
なお、Microsoft 管理コンソール(MMC コンソール)の追加手順は、前述の「事前準備:既存の SSL 証明書を削除する」をご参照ください。
5. 有効期限が更新された証明書が新たに作成されていることを確認します。
6. 「Windows 管理ツール」から IIS マネージャーを開きます。
7. 左側に表示されるメニューから "OfficeScan" サイトを選択します。
8. 右側に表示されるメニューから "サイトの編集" 項目にある [バインド...] をクリックします。
9. "https" を選択し、[編集] ボタンをクリックします。
10. "SSL 証明書(F)" 項目にて、現在の証明書の名前をご確認いただけます。[選択] ボタンを押してください。
11.新たに作成された証明書を選択し、[OK] ボタンをクリックします。
12. 再度、"サイト バインドの編集" 画面が表示されますので、[OK] ボタンをクリックします。