回避方法
DS10.0 以下の場合
# touch /etc/use_dsa_with_iptables
# cd /etc
# ls use_dsa_with_iptables
use_dsa_with_iptables
DS11.0 以上の場合
以下をご確認ください。
Cloud One - Workload Security:iptablesでのDeep Security Agentの使用
DS11:Deep Securityでのiptablesの使用
DS12:Deep Securityでのiptablesの使用
DS20:Deep Securityでのiptablesの使用
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DSA 9.5以降では、ファイアウォール/侵入防御/Webレピュテーション機能を利用しない場合のみ、iptablesへ影響を与えません。一度でもファイアウォール/侵入防御/Webレピュテーション機能を有効化した場合もしくはDSAの全てのコンポーネントを最初からインストールした場合、DSA 9.5以降でも上述の対処を実施しなければDSAサービスの起動中にiptablesが無効化されます。
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DSA11.0未満ではDSAのサービス起動時に/var/opt/ds_agent配下にiptablesの設定をバックアップし、サービス停止時に復元する仕様ですが、SELinuxが起動している場合、バックアップの動作が阻害された結果として、サービスを停止してもiptablesの動作が復旧しない可能性があります。
DSAをご利用の場合、SELinuxを無効化するか上述の対処を実施頂く事を強くお勧めします。 -
「DSAのサービス起動中にはiptablesが停止する」とは、OS側で設定したiptablesのルールが無効になることを意味します。iptablesのサービスが停止することはございません。
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Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7 におけるfirewalldを使用した場合でも、上記の回避策を実施することで回避することができます。