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通信方向が「Agent/Applianceから開始」の環境では、Deep Security Manager (以下、DSM) コンソールにおいて以下1~4の処理が制限事項となります。
Cloud One - Workload Security (以下、C1WS) の場合、Fast heartbeat機能 が利用できない環境では1~4の全てが、利用できる環境では4のみが制限事項となります。
  1. 診断パッケージ作成時にDeep Security Agent (以下、DSA) の情報が取得できず、以下の警告が表示されます。この場合は、「診断パッケージ (Diagnostic Package) の取得方法」のQ&Aに記載の「コマンドラインで取得する」を参照してご取得ください。
    diag-error
  2. 侵入防御のSSL設定を行う際、資格情報のアップロードが即座に行われません。資格情報アップロードは次回のDSAからのハートビート受信時に実行されます。
    ※設定箇所:コンピュータの [詳細]>[侵入防御]>[詳細]>[SSL設定]
    ssl
  3. 不正プログラム対策により検出された検体の削除、復元、ダウンロードができません。

    ※設定箇所:該当のコンピュータの[詳細]>[不正プログラム対策]>[検出ファイル]タブ

    image04
     

    実行された場合、以下のメッセージによりエラーとなります。対応策としてファイルの復元を行う場合は、Deep Security ヘルプセンター 「検出した不正プログラムの確認と復元」の [検出ファイルを手動で復元する] をご参照ください。

    ※リンク先の画面左上のリストから対象バージョンを選択してください。
    ※DS 20.0については こちら をご参照ください。

    delete

    不正プログラム対策により検出された検体の削除を行う場合は、検体が保存されているコンピュータにログインいただき、手動での削除を実施してください。

    隔離されたファイルの保存先は隔離ファイルや隔離の動作に関するよくあるお問い合わせをご確認ください。

    ※隔離されたファイルは暗号化されており、ファイル名がランダムな名前に変更されておりますため、隔離ファイルの特定のためには、不正プログラム対策イベントの出力日時と隔離ファイルの作成日時を照会してください。

  4. DSAの有効化/再有効化ができません。

    パス:[管理コンソール]>[コンピュータ]>該当のコンピュータの[処理]

    以下のとおり、有効化/再有効化のオブジェクトがありません。
    image04