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ビジネスセキュリティサーバのバージョンアップ前に、以下の項目を設定することで、ビジネスセキュリティエージェントのバージョンアップやHotFix配信を防ぐことができます。それによりネットワークトラフィックの発生を防ぐことができます。

「自動でのビルドのバージョンアップ、HotFix、Critical Patch、Service Packを無効にする」

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■事前設定手順

*以下の設定は、ビジネスセキュリティサーバのバージョンアップ前に設定してください。

(1) 管理コンソールにログインします。

(2) [デバイス]をクリック後、バージョンアップを禁止したいビジネスセキュリティ
  エージェントの「グループの種類」を選択し、[ポリシーの設定]をクリックします。

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  <ヒント>
   [グループの種類]は初期設定では以下のようになります。
  Windows 8.1, 10 → デスクトップ(初期設定)
  Windows server 2012, 2016, 2019 → サ-バ(初期設定)

  -すでに、部署ごとなどで「グループの種類」を作成されている場合には、
   次にお進みください。
  
  -初期設定のままの場合、[グループの追加]をクリックし、一時的に、
  「配信1」、「配信2」などのグループ名を作成してから、そのグループ内に、
  PCを移動後、各グループに対して、権限の設定を追加することも可能です。
  (PCはCtrlキーを使って複数台を一度に新しいグループに移動させることができます。)

  ★作業完了後、グループを移動したPCについては、元のグループへお戻しください。

(3) [エージェントの権限]内の、[アップデート権限]項目から、「自動でのビルドのバージョンアップ、HotFix、Critical Patch、Service Packを無効にする」にチェックを入れます。

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(4) [保存]ボタンをクリックします。(設定がビジネスセキュリティエージェントへ配信されます。)

 *「グループの種類」が複数存在する場合には、手順(2)~(4)を繰り返し、設定を行います。

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■バージョンアップの実際の流れ

(1) ビジネスセキュリティサーバをバージョンアップします。

 →ビジネスセキュリティサーバはバージョンアップされますが、ビジネスセキュリティ
  エージェントは「自動でのビルドのバージョンアップ、HotFix、Critical Patch、Service Packを無効にする」を設定されて
  いるため、バージョンアップは開始されません。

(2) バージョンアップさせたいビジネスセキュリティエージェントのグループを選択し、
  「自動でのビルドのバージョンアップ、HotFix、Critical Patch、Service Packを無効にする」の設定を解除し、
  [保存ボタン]をクリックします。

 →設定解除後、選択されたグループのビジネスセキュリティエージェントの
  バージョンアップが開始されます。

(3) ビジネスセキュリティエージェントのバージョンアップ確認後、今度は別のビジネスセキュリティ
  エージェントが所属するグループに対して(2)と同様の手順でバージョンアップを開始させます。

 →ビジネスセキュリティエージェントの各グループを徐々に設定解除していくことにより、
  段階的バージョンアップをすることが可能となります。