はじめに
Cloud Edgeアプライアンスのファームウェアアップデートができない場合、以下の切り分けと適用を実施します。
詳細
問題の切り分け
以下の切り分けを実施します。Cloud Edgeには複数のアップデート方法があるため、いずれかでアップデート可能かどうかを確認します。
- 予約 アップデート CECCの[管理]-[予約アップデート]
- 手動 アップデート CECCの[ゲートウェイ]-[<ゲートウェイ名>]-[アップデート]
最新のファームウェアバージョンの適用
もし、自動か手動のアップデートが可能な場合、既知のプログラムの問題である場合があります。その場合上位のファームウェアを適用することで問題が解決する場合があります。 まずは、一度可能な方の手順で最新のファームウェアまで適用して、その後、正常にCloud Edgeが動作するようになるかどうかをお試しください。
ファームウェアの適用順について
以下の製品Q&Aを参考に正しいファームウェアの適用順で適用が許可されているかどうかを確認してください。
更新時刻の変更
予約アップデートの時間を一時的に変更することで、アップデートのトリガーがリセットされ、正しく動作し始める場合があります。一度設定時間の変更してアップデートが可能かどうかをお試しください。
その後、元の設定に戻します。
(注意)
予約アップデート開始時間の2時間以内に予約変更した場合、「ダウンロードエラー」にて
ファームウェアのアップデートが失敗いたします。こちらはCloud Edgeの仕様動作となっております。
アップデート前に必要なファイルをサーバーよりダウンロードするために2時間確保するためです。
予約アップデートの時間を変更する場合は、2時間以降の時間に変更してください。
CE Box の再起動
長期間稼働しているBoxなどにおいては、予期せぬ原因により、アップデート用のプロセスがダウンしてしまっている可能性があります。一度Cloud Edge筐体を再起動してアップデートが可能になるかどうかをお試しください。
工場出荷状態へのリセット
可能であれば一度工場出荷状態にもどして再度ファームウェアのアップデートをお試しください。
情報の採取について
もし、上記で現象が改善しない場合は、以下の手順で診断ファイルを採取し、ご契約のサポート窓口までご連絡ください。
以下のFAQの情報取得手順、Step 5 「診断ファイルを取得します」に記載している方法でログを採取します。