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TMVP を通常の方法でアンインストールできない場合、以下の方法で手動削除してください。
OSのバージョンやアーキテクチャによって、フォルダパスやレジストリパスが異なる場合があります。

以下の方法は、マニュアルに記載されているアンインストール方法では正常にプログラムを削除できない状況で、やむを得ず手動で削除しなくてはならない場合の緊急手段です。最初からこの手段でアンインストールを行う事は推奨いたしません。

レジストリの編集に関する警告
レジストリはWindowsの構成情報が格納されているデータベースです。レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作しなくなる場合があります。弊社ではレジストリの編集による如何なる問題に対しても補償いたしかねます。レジストリの編集はお客様の責任で行っていただくようお願いいたします。

なお、レジストリの編集前に必ずバックアップを作成することを推奨いたします。バックアップ方法の詳細は、ご使用のWindowsのヘルプをご参照ください。

  

Virtual Patch Agent の手動アンインストール手順

フィルタドライバの削除前に、tbimdsaサービスを削除した場合、ネットワークが停止した状態になる場合があります。必ずサービスの削除前にフィルタドライバを削除してください。

      1. コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、下記のサービスを停止します。
        ※存在しないものについてはスキップしてください。
         
         sc stop ds_agent
         sc stop tbimdsa
         
      2. フィルタドライバを削除します。

        (1) [コントロールパネル]の[ネットワーク接続]から「ローカル エリア接続」などの各接続アイコンを右クリックし、プロパティを開きます。

        (2) 「この接続は次の項目を使用します」のリストから、「Trend Micro LightWeight Filter Driver」を選択し、[削除]クリック後、確認メッセージが表示されたら[OK]をクリックします。

         

      3. コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、サービスを削除します。
         ※存在しないものについてはスキップしてください。

         sc delete ds_agent
         sc delete tbimdsa
         
      4. 以下のフォルダを削除します。
        ※存在しないものについてはスキップしてください。 
         
        • C:\Program Files\Trend Micro\Vulnerability Protection Agent\*
        • C:\ProgramData\Trend Micro\Deep Security Agent\*
        • C:\Users\All Users\Trend Micro\Deep Security Agent\*
        • C:\Windows\System32\DriverStore\FileRepository\nettbimdsa.inf_amd64_neutral_"任意の文字列"\*
        • C:\Windows\System32\DriverStore\FileRepository\nettbimdsa.inf_x86_neutral_"任意の文字列"\*
      5. 以下のレジストリキーを削除します。削除するにあたり
        "HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\UpgradeCodes\689D08D76B5A47A4FB59D97D2C4B9308"に含まれる値をメモしてください。
        ※レジストリが存在しないものについてはスキップしてください。
        • HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\UpgradeCodes\689D08D76B5A47A4FB59D97D2C4B9308
        • HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\Products\"メモした値"
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Installer\Features\"メモした値"
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Installer\Products\"メモした値"
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\Installer\UpgradeCodes\689D08D76B5A47A4FB59D97D2C4B9308
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Installer\UpgradeCodes\689D08D76B5A47A4FB59D97D2C4B9308
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\{2873019F-C30F-464C-AB20-F69D8C4560A4}.
           

          ※ 上記の{2873019F-C30F-464C-AB20-F69D8C4560A4} の部分はOSのバージョンやアーキテクチャにより異なる場合があります。 その場合 "Display name" = "Vulnerability Protection Agent" のキーを検索してください。

        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\Deep Security Agent
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\Vulnerability Protection Agent
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\Root\LEGACY_TBIMDSA
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\ds_agent
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\tbimdsa
        • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\eventlog\Application\Vulnerability Protection Agent
 

Virtual Patch Manager の手動アンインストール手順

 

        1. コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、下記のサービスを停止します。
          ※存在しないものについてはスキップしてください。
           
          sc stop "Trend Micro Vulnerability Protection Manager"
           
        2. コマンドプロンプトから以下のコマンドを実行し、サービスを削除します。
          ※存在しないものについてはスキップしてください。
           
          sc delete "Trend Micro Vulnerability Protection Manager"
        3. 以下のファイル・フォルダおよびフォルダ内の全ファイル・フォルダを削除します。
          ※存在しないものについてはスキップしてください。
           
          • C:\Program Files\Trend Micro\Vulnerability Protection Manager\*
        4. 以下のレジストリキーを削除します。
          ※レジストリが存在しないものについてはスキップしてください。
           
          • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ej-technologies\exe4j\priority
          • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\ej-technologies\install4j\installations
          • HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services\Trend Micro Vulnerability Protection Manager
組み込みのデータベースを使用していた場合、データベースの削除に関する作業はありません。Microsoft SQL ServerやOracleを使用していた場合、上記の手順に続いて、データベースやテーブルスペースをMicrosoft SQL ServerやOracleから手動で削除してください。