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原因

該当エラーの直接的な意味合いとしては、dsa_controlコマンドがDSAサービスとの通信中にDSAの証明書を確認できずに通信を切断した事を示唆しています。
該当エラーは、dsa_controlコマンドがDSAを有効化するためにDSAサービスと通信している最中にDSAサービスが再起動した場合に発生します。
該当エラーは、"dsa_control -a"コマンドを"policyid:"オプション付きで実行した場合に発生する可能性があります。

DSAの有効化時にポリシーを適用すると、適用されるポリシーに必要となるプラグインが同時にインストールされます。
プラグインのインストールには、DSAサービスの再起動を要求されますが、有効化を実行中の通信が終了する前にDSAサービスが再起動した場合、有効化プロセスは完了しているにも関わらず、有効化が失敗したと判断してリトライを試みます。
リトライを試みた際にDSAサービスの再起動が完了していない場合、該当のエラーが発生します。

対処方法

該当エラー自体は無視して問題ありません。"dsa_control -a"コマンドの実行後、正常にDSAが有効化されていれば何の問題も無くDSAを利用できます。

多数のDSAで"dsa_control -a"コマンドによる有効化を実施する際、該当エラーが出力されるのを予防したい場合、以下のように"--max-dsm-retries 0"オプションを追加して不要なリトライを実施させなければ、エラーの出力を回避できます。

dsa_control -a dsm://DSM:4120/ "policyid:xx" --max-dsm-retries 0