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説明

IWSS/IWSVA では、以下の項目で URL を登録します。

IWSS 6.5 Linux 版 / IWSVA 6.5:
- [HTTP] > [URLアクセス設定] > [グローバルURLブロック]
- [HTTP] > [URLアクセス設定] > [グローバルURLの信頼]
- [HTTP] > [設定] > [除外リスト]
- [HTTP] > [設定] > [カスタムカテゴリ]

登録する URL にはワイルドカードとして「*」(文字列) と「?」(文字) が使用できます。また、「前方一致」と「部分一致」では自動的に「*」が補完されます。

前方一致

登録した URL の末尾に「*」がなければ、「*」が補完されます。IWSS 6.5 / IWSVA 6.5 ではドメインの先頭に「@」が追加され、サブドメインも自動的に対象になります。

例)
入力した URL:
example.com
example.com*

登録される URL (IWSS 6.5 Linux 版 / IWSVA 6.5):
@example.com*
 
一致する URL (IWSS 6.5 Linux版 / IWSVA 6.5):
http://example.com/folder/index.html
http://testexample.com/index.html
http://www.example.com/folder/index.html

例外として、入力した URL 文字列に / (パス) が含まれる場合は完全な URL と見なされ、末尾へ「*」を補完せずにそのまま登録されます。

例)
入力した URL:
example.com/folder

登録される URL (IWSS 6.5 Linux 版 / IWSVA 6.5):
@example.com/folder

この場合、example.com/folder/index.html へアクセスしても一致した URL とはみなされません。特定のフォルダ配下をまとめて登録するには 、 末尾に「*」を付けて登録します。

部分一致

登録した URL 文字列の前後に「*」がなければ、「*」が補完されます。

例)
入力した URL:
example
*example
example*
*example*

登録される URL:
*example*

一致する URL:
http://example.com/folder/index.html
http://www.example.com/folder/index.html
http://sub.domain.test/example/index.html

完全一致

入力した URL 文字列がそのまま登録されます。

例)
入力した URL:
example.com/folder/index.html

登録される URL:
example.com/folder/index.html

一致する URL:
http://example.com/folder/index.html

よくあるお問い合わせ

IWSS 6.5 /IWSVA 6.5 で、前方一致でサブドメインは含めずに登録したい

「完全一致」を指定して URL の末尾に「*」を指定して登録します。

「?」をパスの一部に含む URL を登録したい

「?」の個所を「%3f」に置き換えて登録します。

HTTPS サイトを対象としたい

「HTTPS 復号化ポリシーによる HTTPS 通信の復号化が行われていない HTTPS サイト」を対象とするにあたって、以下の注意事項があります。

IWSS/IWSVA は、当該サイトに対して、URL の FQDN 部 (URL が https://example.com/folder/index.html であれば example.com の部分) しか判別できません。
例えば、"example.com/folder/index.html" のようにパスを含めて URL を登録した場合、当該 HTTPS サイトに対してはパス部 (folder/index.html) のチェックが行われません。
そのため、FQDN 部が合致するように URL を登録する必要があります。

なお、「HTTPS 復号化ポリシーによる HTTPS 通信の復号化が行われている HTTPS サイト」に対しては、HTTP サイトと同様、 URL のパス部もチェック対象となります。