はじめに
IWSS 6.5 Linux 版および IWSVA 6.5 では、ログの管理の仕組みが大幅に変更されており、ログ分析の対象のログは以下の 6 種類に分類されます。
- アプリケーション帯域幅
- ポリシー施行
- インターネットアクセス
- インターネットセキュリティ
- データセキュリティ
- アクセス管理
ログの概要
() 内は「メッセージの種類」の項目に表示される名称です。
アプリケーション帯域幅 (アプリアクセスログ)
各アプリケーションの送信/受信トラフィック量を確認できます。
ポリシー施行
以下の検出ログを確認できます。
- アプリケーション制御 (アプリブロックログ)
- HTTP検査 (HTTP検査ログ)
- URLフィルタ (URLフィルタログ)
- グローバルURLブロック (グローバルURLブロックローカルリストログ)
インターネットアクセス (アクセスログ)
クライアントのアクセス履歴を確認できます。
インターネットセキュリティ
以下の検出ログを確認できます。
- Webレピュテーション (WRSログ)
- C&Cコールバック検出 (CCCAログ)
- ウイルス/スパイウェア検索 (ウイルスログ、スパイウェアログ)
- 自動URLブロック (ウイルス感染一時ブロックログ)
- ファイルタイプブロック (ファイルタイプブロックログ)
- 圧縮ファイルの処理 (ファイルタイプブロックログ)
- ボット検出 (ボット検出ログ)
- アプレット/ActiveX 対策 (Javascanログ)
データセキュリティ (DLPログ)
情報漏えい対策 (DLP) の検出ログを確認できます。
アクセス管理
以下の検出ログを確認できます。
- アクセス割り当てポリシー (アクセス割り当てログ)
- アクセス管理 - クライアントIP (アクセス管理クライアントIPログ) ※
- アクセス管理 - 宛先ポート/HTTPSポート (アクセス管理送信先ポートログ) ※
※ IWSVA 6.5 (Service Pack 2 未満) では、ポリシー施行のログに分類されていました。
その他のログ
監査ログ (管理コンソールの操作履歴) およびシステムイベントログは、管理コンソールの 管理 メニューより確認できます。