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不正プログラム対策機能のリアルタイムアラートを有効にする事で実現が可能です。

ヒント

・初期設定では本設定は無効の状態であり、その場合はハートビートの実行タイミングで不正プログラム対策イベントをDSMに送信します。

・本設定を有効にした場合、DSVAだけでなくDSAの不正プログラム対策イベントも同様に、直ちにDSMへ送信されます。

・本設定は不正プログラム対策機能のみを対象に動作します。

リアルタイムアラート有効化手順

  1. コマンドプロンプトを管理者権限で開き、DSMのインストールフォルダに移動します。
    cd C:\Program Files\Trend Micro\Deep Security Manager
  2. 不正プログラム対策機能のリアルタイムアラートを有効にします。
    dsm_c -action changesetting -name com.trendmicro.ds.antimalware:settings.operational.AMNotifyEventImmediate -value true

    コマンド実行時にDSMプロセスの再起動が発生します。

  3. 以下のコマンドを実行し、リアルタイムアラートが有効になった事を確認します。
    dsm_c -action viewsetting -name com.trendmicro.ds.antimalware:settings.operational.AMNotifyEventImmediate

    ヒント

    機能が有効の場合は、以下の出力結果が確認できます。
    System Setting: com.trendmicro.ds.antimalware:settings.operational.AMNotifyEvent Immediate Value: true

  4. 設定を直ちに反映させる場合は、以下の手順で対象のDSVAに対してポリシーの配信を行います。
    a. DSMの管理コンソールから[コンピュータ]タブを選択します。
    b. 対象のDSVAを選択し、右クリックします。
    c. [処理]>[ポリシーの送信]を選択し、ポリシーを送信します。

リアルタイムアラート無効化手順

本機能を無効化する場合は、以下の手順を使用します。
  1. コマンドプロンプトを管理者権限で開き、DSMのインストールフォルダに移動します。
    cd C:\Program Files\Trend Micro\Deep Security Manager
  2. 不正プログラム対策機能のリアルタイムアラートを無効にします。
    dsm_c -action changesetting -name com.trendmicro.ds.antimalware:settings.operational.AMNotifyEventImmediate -value false