概要
Deep Security VirtualAppliance (以下、DSVA) のセキュリティアップデートを実施後、DSVA で「セキュリティアップデートのステータス」を確認したところ、ステータスは『最新』、最終変更日はアップデートを実施した日時になっていました。
同じく「セキュリティのアップデート」ではパターンファイルのバージョンがすべて最新のものになりました。
一方、DSVA で管理している Agentレスの仮想マシンで「セキュリティアップデートのステータス」を確認したところ、ステータスは『旧版』、最終変更日は前回のアップデート実施日時のままでした。
ただし「セキュリティのアップデート」ではパターンファイルのバージョンはすべて最新のものになっていました。
Agentレスで保護されている仮想マシンの場合、実際にウイルス検索するのは DSVA ですので、 DSVA の [セキュリティアップデートのステータス] が「最新」の表示になっていれば DSVA の管理下のコンピュータは最新のパターンファイルを使用してウイルス検索が行われます。
Agentレスによる保護の場合、仮想マシンではなく、DSVA の管理画面でセキュリティアップデートのステータスを確認することを推奨いたします。
備考
Agentレスで保護している場合、セキュリティアップデートは仮想マシンは直接アップデートせず、DSVA をアップデートするため、DSM管理コンソールの表示は仮想マシンのセキュリティアップデートステータスの更新を即時反映しません。
このためステータスの表示に差異が発生します。
なお DS 9.6 以降の
コンバインモードでは不正プログラム対策は DSVA による保護のみとなりますので、Agentレス同様仮想マシンではなく、DSVA の管理画面でセキュリティアップデートを確認することを推奨いたします。