ウイルスバスタービジネスセキュリティサービス(以下 VBBSS)にて Mac用エージェントのデバッグログを採取するには以下を実施ください。
はじめに
「Trend Micro デバッグマネージャ」はMac OS 向けの問題調査用ツールです。
このツールは、デバッグログを含む製品のログやOS 環境情報など、問題解析に有益な情報が取得できます。
Mac セキュリティエージェントインストール後にインストールディレクトリ内に作成される「Trend Micro デバッグマネージャ」を使用してデバッグを取得します。
なお、macOS 11 Big Sur 上でこのツールを実行した場合、OSによりデスクトップへのアクセス許可を求められますのでその場合は、[OK] をクリックしてください。また、環境によってはアクセス許可の画面が表示されるまでに時間がかかる場合があります。
デバッグログの取得の方法
以下の手順で作業を行います。
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Finder を起動します。
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デバイス - disk1(Machintosh HD) - ライブラリ - Application Support - TrendMicro - Tools に移動します。
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「Trend Micro デバッグマネージャ」を起動します。
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開いた画面の下部分にあるカギマークをクリックし、Mac にログオンしている「名前」と「パスワード」を入力します。
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「Trend Micro Security モニタ」を起動します。状況を[入]にスライドします。
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状況が監視中になっていることを確認し、問題を再現させます。
- 問題が再現できない場合はこのまま7.へ進んでください。
- マシンを一旦終了してもデバッグ採取は続くため、「Trend Micro デバッグマネージャ」を終了し、マシン起動時の問題なども採取が可能です。
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問題が再現できたら、状況のスライドを[切]に戻します。
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「データを収集」をクリックします。
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データの収集完了画面が表示されたら、「OK」をクリックします。
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デスクトップ上にログ(“TMSMLog.tar.bz2”)が出力されたことを確認します。
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Trend Micro デバッグマネージャを終了する場合は、Trend Micro デバッグマネージャから[Trend Micro デバッグマネージャの終了]をクリックしてください。
- 必要に応じて「データのクリア」を実施してください。収集後のテンポラリファイルが削除されます。
- ログ収集後は、状況が[切]になっていることを確認してデバッグマネージャを終了してください。
システムログの取得方法
system.log ファイルは、「Trend Micro デバッグマネージャ」では取得できないログになります。併せて採取を実施ください。
- Finder で「移動」-「フォルダへ移動」し、/private/var/log に移動します。
- system.log ファイルを取得します。