はじめに
以下のような VBBSS のAndroid 用エージェント上の問題が発生した際、デバッグログを採取いただき調査をおこないます。
- 一般的な事象の問題
- VBBSS サーバでのエージェントの状態に関する問題 (サーバとエージェントの情報が異なるような場合)
- アップデートの問題
タイムテーブル
システム時計を元にログの取得時刻や作業の実行時刻をメモしておきます。
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記載例)
取得年月日 ○○○○/○○/○○
10:00 システム時計の時刻を確認
10:05 エージェントにてデバッグログの取得を開始
10:15 現象再現
10:25 各データの取得
10:30 データの送信時刻
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採取方法
以下の手順でツールを起動し、ログの採取を行います。
■最新バージョン(バージョン2.0.0)
採取されたログはトレンドマイクロへ自動でアップロードされるため、トークンIDとタイムテーブルをサポートに連絡してください。
- VBBSS をタップし起動します。
- 画面右下の[設定]を選択します。
- [ログの収集を開始]をタップします。
- 現象を再現させます。
- 再現が完了しましたら、[停止して問題を報告]をタップします。
- 「問題をトレンドマイクロに報告」にて[OK]をタップします。
- [問題の報告の履歴]を選択してサポートトークンを確認します。
- タイムテーブルとサポートトークンをトレンドマイクロのサポートに連絡します。
- 万が一、送信ができない場合のファイル取得方法
以下のフォルダにzipファイルが生成されますので手動で回収します。
/Android/data/com.trendmicro.entsecurity/cache/Log/files/bak/*.zip
取得可能なログ情報
以下のログが取得されます。
- app_logs.zip
- device_info.txt
- mars_sdk.zip
- MXDR_general_YYYYMMDD_XXXXXX.zip
- sys_log.txt
■旧バージョン(バージョン9.7.X)
採取されたログはトレンドマイクロへ自動でアップロードされるため、トークンIDとタイムテーブルをサポートに連絡してください。
- VBBSS をタップし起動します。
- 画面右上のボタンをタップし、[設定]を選択します。
- [ログ収集:開始前]をタップします。(2回目以降は[ログ収集:停止/送信済み]と表示されている場合があります。)
- 現象を再現させます。
- 再現が完了しましたら、[ログ収集:開始済み]をタップします。
- 「問題をトレンドマイクロに報告」にて[OK]をタップします。
- タイムテーブルと[トークン]のIDをトレンドマイクロのサポートに連絡します。
- 万が一、送信ができない場合のファイル取得方法
以下のフォルダにzipファイルが生成されますので手動で回収します。
/Android/data/com.trendmicro.tmmssuite.wfbss/cache/log/file/bak/*.zip
取得可能なログ情報
以下のログが取得されます。
- System Log
- Device Information
- Crash Log(クラッシュ発生時)
■旧バージョン(バージョン9.6.X 以下)
- VBBSS をタップし起動します。
- 画面右上のボタンをタップし、[バージョン情報]を選択します。
- 画面中央に表示されるウイルスバスタービジネスセキュリティサービスの製品アイコンを5 回タップします。
- 取得可能なログの一覧がすべてチェックされていることを確認します。
- [Start collecting log]をタップします。
- 現象を再現させます。
- 現象が再現したら、[Stop collecting log]>[Save]の順にをタップし、ログを保存します。
※保存場所は Save の際に以下のように表示されます。
取得可能なログ情報
以下のログが取得されます。
- System Log
- Running applications list
- Running services list
- Installed application list
- Virus log
- Device Information