・インストールすると、以下のモジュールが同時にインストールされます。
古いバージョンがインストール済みの場合、自動的にアップグレードされるため、他のシステムで利用中の場合はご注意ください。
PHP 7.0.6
また、IISマネージャのコンピュータ項目の「ハンドラーマッピング」に「PHP_ZIP_VIA_FASTCGI」が追加されるため、他のシステムで利用中の場合はご注意ください。
・「SQL Server Reporting Services」が開始状態でXG サーバのインストールを実行した場合、インストール時の「機械型学習型検索を有効にしますか」で「No」を選択しても、有効でインストールされる問題を確認しています。
インストール完了後、Webコンソールで機械型学習型検索を無効に変更していただくか、「SQL Server Reporting Services」を停止後、XGサーバをインストールしてください。
作業手順
- Step 1 : インストールプログラムのダウンロードと解凍、IISを使う場合の準備
- Step 2 : インストール時の設定
- Step 3 : インストールの開始
- Step 4 : ウイルスバスター Corp.クライアントを他のコンピュータにインストール
Step 1 : インストールプログラムのダウンロードと解凍
- インストールの前にウイルスバスター Corp. XG のシステム要件を確認してください。
- ウイルスバスター Corp. XG の本体プログラムを、下記最新版ダウンロードより取得し適当な場所(デスクトップ等)で解凍します。
- Windows Server 2003向け: IISをインストールする
- Windows Server 2008向け: Windows Server 2008 への IIS 7.0 のインストール
- Windows Server 2012向け: IIS で 静的な Web サイトを構築する
Step 2 : インストール時の設定内容の選択(サーバ側)
- 解凍したフォルダ内の「setup.exe」をダブルクリックします。
- セットアップウィザードが表示されたら [次へ] をクリックして進んでください。
- 使用許諾契約書をよく読み、同意する場合は [使用許諾契約の全条項に同意します] を選択し、[次へ] をクリックします。
- 次のいずれかをクリックして、ウイルスバスター Corp. サーバのインストール先、またはアップグレード先を選択します。
・このエンドポイント(※本手順では、「このエンドポイント」を選択した場合を前提として解説します。)
・1つ以上のリモート先エンドポイント
- 以下のいずれかを選択し、インストール先のコンピュータのウイルスチェックを行なうかどうかを選択し、[次へ] をクリックします。
・対象のエンドポイントを検索する
・対象のエンドポイントを検索しない
- [インストールパス] 画面で、任意のパスにインストールしたい場合は、そのパスを指定します。初期設定のままで問題ない場合は、そのまま [次へ] をクリックします。
- [プロキシサーバ] 画面でプロキシ情報の設定を行ないます。
プロキシを使用しない場合は、そのまま [次へ] をクリックします。
- [Webサーバ] 画面で、IIS、(Internet Information Services) の設定を行います。
また、ウイルスバスター Corp. サーバへのアクセスに用いるHTTPポート番号の設定、SSLのポート番号の設定をし、[次へ] をクリックします。
IIS サーバ:
[IISの仮想Webサイト]にインストールするか、[IISの既定Webサイト ]にインストールするかを選択しておきます。
・IISの既定Web サイト: IIS 既定のWeb サイトとしてインストールされます。
・IISの仮想Web サイト: ウイルスバスター Corp. 独自の仮想Web サイトとしてインストールされます。
インストール時に下記設定で指定された匿名ユーザアカウント(初期設定はIUSR)を元にOfficeScanのサイトが作成され、そのアカウントのアクセス権がインストールフォルダにセットされます。
・IISマネージャの右ペイン上部のコンピュータ名を選択→認証→匿名認証で指定された特定のユーザ
※匿名ユーザアカウントを意図して変更していない場合、初期設定のIUSRへ戻すことを推奨します。 - [サーバの識別] 画面で ウイルスバスター Corp. クライアントがサーバを識別する方法を選択します。
[完全修飾ドメイン名(FQDN)またホスト名] を選択してインストールする場合は、名前解決による通信に問題がないことを確認してください。
DHCP環境など、IPアドレスが変わる可能性がある場合は「完全修飾ドメイン名(FQDN)またはホスト名」を選択することをお勧めします。名前解決ができない環境では、IPアドレスを選択することをお勧めします。
ここで選択したFQDN(ドメイン名)またはIPアドレスはインストール後変更ができませんので、ご注意ください。 - [製品のアクティベーション] 画面で、アクティベーションコードを持っている場合、そのまま [次へ] をクリックします。
アクティベーションコードを持っていない場合は、[オンライン登録] をクリックしてください。
Web ブラウザに、トレンドマイクロの登録用Web サイトが表示されます。画面に従ってユーザ登録を行なってください。
- アクティベーションコードを入力して [次へ] をクリックします。
[ダメージクリーンナップサービス、Webレピュテーション、およびスパイウェア対策に同じアクティベーションコードを使用します] にチェックを入れると、[ウイルス対策]欄へ入力したアクティベーションコードが他のライセンス用にも反映されます。
- 各スキャン方式における、クライアント1台あたりのおおよその配信データ量が表示されます。[次へ]をクリックします。
- 総合スマートスキャンサーバをインストールするかどうかを選択し、[次へ] をクリックします。
※なお、本バージョンは初期状態の検索方式がスマートスキャンとなります。
このため、統合Smart Protection Server をインストールしない場合は、インストールの完了後にこちらの手順で検索方式を従来型スキャンへ変更してください。
また、ウイルスバスターCorp.サーバ、ウイルスバスターCorp.クライアントがインターネットに接続できない環境でのウイルスパターンファイルの更新に際しては、こちらのページの【手順 B】の操作が必要となります。
- ウイルスバスターCorp. クライアントをインストールする場合は、必要に応じてチェックを入れる必要があります。
ウイルスバスターCorp. サーバをインストールするだけでは、サーバ端末を保護することは出来ません。サーバ端末を保護する場合は、ウイルスバスターCorp. クライアントをインストールしてください。
本手順で、ウイルスバスターCorp. クライアントをインストールしなかった場合、別途インストールすることも可能です。
クライアントのインストール方法については、本製品Q&Aの一番下に記載されております「ウイルスバスターコーポレートエディション クライアントのインストール方法一覧 」をご確認ください。 - スマートフィードバックの設定画面になります。この機能を有効にすると、コンピュータ上で検出された脅威情報がトレンドマイクロに送信されますが、個人や団体名等を特定可能な情報は収集されません。
トレンドマイクロに情報が送信される事を望まない場合はこのチェックを外して、[次へ]をクリックします。
- 管理コンソールへのアクセス用、クライアントプログラムのアンロードおよびアンインストール用の管理者アカウントのパスワードを設定し、[次へ] をクリックします。
これにより、権限のないユーザが管理コンソールにアクセスして、設定を変更したりクライアントを削除したりすることを防止できます。
※管理コンソールのパスワード、クライアントアンロード/アンインストールパスワードは、セットアップ終了後、管理コンソールから変更できます。
ただし、管理者アカウント名は「root」で固定されています。
- クライアントのインストールパス、ポート番号、セキュリティレベルを設定することができます。変更する必要がある場合は編集し、初期設定で問題がない場合はそのまま [次へ] をクリックします。
- ファイアウォールを有効にする場合は、チェックを入れたまま[次へ] をクリックします。ファイアウォールを有効にする必要が無い場合は、チェックを外し、[次へ]をクリックします。
初期状態では、サーバOSにインストールされたウイルスバスター Corp. クライアントではファイアウォールは無効化されます。
サーバOSでもファイアウォール機能を利用したい場合、[サーバプラットフォームでファイアウォールを有効にする]のチェックを入れます。
- スパイウェア対策機能の診断モードを有効にするかどうかを選択して、[次へ]をクリックします。
※Webセキュリティサービス(要ライセンス)をご利用で無い場合は表示されません。
- ウイルスバスター Corp. クライアントでWebレピュテーションポリシーを有効にする場合、チェックが入ったままで[次へ]をクリックします。
初期状態では、サーバOSにインストールされたウイルスバスター Corp. クライアントのWebレピュテーションポリシーは無効化されます。
サーバOSでもWebレピュテーションポリシーを有効化したい場合、[サーバプラットフォームでWebレピュテーションポリシーを有効にする]のチェックを入れます。
- サーバ認証の証明書を作成もしくは、インポートを行います。
クライアントとサーバ間の通信でサーバ認証を行えるようになりました。
新規でインストールする場合には、[新しい認証証明書を生成する]を選択してください。すでにウイルスバスターCorp. 11の環境があり、移行などを行う場合は[既存の証明書をインポートする]からインポートできます。
※証明書のバックアップは、<インストールフォルダ>\AuthCertBackupフォルダに作成されます。
※サーバ認証証明書の有効期限は3年となり変更する事はできません。
証明書はバックアップしておく事を推奨します。詳細は下記をご確認ください。
◆サーバ認証機能の概要および証明書の更新(変更)/バックアップ方法について
- Windowsスタートメニューへ追加するプログラムショートカットの設定画面が表示されます。フォルダ名を変更したい場合は、[フォルダ名]欄に直接編集を行い、既存のフォルダから選択したい場合は[既存フォルダ]欄から選択し、[次へ] をクリックします。
Step 3 : インストールの開始
- インストール情報の確認画面が表示されます。問題が無ければ[インストール]をクリックします。
- インストールの進行状況が表示され、しばらくして以下のインストール完了画面が表示されたらインストールは完了です。[完了] をクリックして終了します。
Step 4 : ウイルスバスター Corp.クライアントを他のコンピュータにインストールする
サーバのインストール完了後、ウイルスバスター Corp.クライアントを各端末にインストールする場合は、以下のFAQを参照ください。