DSMへのプロキシ設定方法
ヒント
この設定方法は、旧バージョンのDSAでも実現可能です。
- コマンドラインのインタフェース(WindowsではPowerShellやコマンドプロンプト等)からログインし、cdコマンドでDSAのインストールフォルダへ移動します。(初期設定では、UNIX / Linux系OSの場合 /opt/ds_agent、Windowsの場合 C:\Program Files\Trend Micro\Deep Security Agent です。)
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以下のコマンドを実行し、DSMへ接続するためのプロキシを定義します。
dsa_control -x dsm_proxy://プロキシサーバ:プロキシのポート番号/
例: dsa_control -x dsm_proxy://10.10.10.10:8080/
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以下のコマンドを実行し、DSAを有効化します。
dsa_control -a dsm://DSMのホスト名またはIP:DSMのポート/
- DSAからアクセスするDSMのポートは、初期設定で4120です。管理コンソール用のポート(初期設定では4119)を指定すると、有効化に失敗しますのでご注意ください。
- DSMをホスト名で指定する場合、プロキシからDSMの名前解決ができる事をご確認ください。
- DSAからの有効化を実施するためには、DSM管理コンソールの[管理]-[システム設定]-[Agent]画面から、[Agentからのリモート有効化を許可]オプションを有効化しておく必要があります。
Relayへのプロキシ設定方法
- コマンドラインのインタフェース(WindowsではPowerShellやコマンドプロンプト等)からログインし、cdコマンドでDSAのインストールフォルダへ移動します。(初期設定では、UNIX / Linux系OSの場合 /opt/ds_agent、Windowsの場合 C:\Program Files\Trend Micro\Deep Security Agent です。)
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以下のコマンドを実行し、Relayへ接続するためのプロキシを定義します。
dsa_control -y relay_proxy://プロキシサーバ:プロキシのポート番号/
例: dsa_control -y relay_proxy://10.10.10.10:8080/
- Relay有効化済みAgentがホスト名で登録されている場合、プロキシでRelay有効化済みAgentの名前解決ができる事をご確認ください。
- 上記コマンドをサポートしているのは、DSA 10.0以上のみです。旧バージョンでの対処方法につきましては、以下の製品Q&Aをご参照ください。