はじめに
バックアップした設定を保管することにより素早いロールバック、障害発生時の迅速な復旧が可能になります。
Cloud Edge のバックアップは以下2種類です。
- セキュリティ設定バックアップ(Cloud Edge Cloud Console で実施)
- ネットワーク設定バックアップ(Cloud Edge On-premises Console で実施)
セキュリティ設定バックアップ
■バックアップ方法
- Cloud Edge Cloud Console を開きます。
- [管理] - [メンテナンス] を開きます。
- 「今すぐバックアップを作成」ボタンを押下することで、バックアップ(CEファイル)が作成されます。
※自動バックアップ設定を行うことで、スケジュールを決めてバックアップを行うことも可能です。
■復元方法
- Cloud Edge Cloud Consoleを開きます。
- [管理] - [メンテナンス]を開きます。
- 以下いずれかの方法で復元を行います。
(a)[最近のバックアップ] - [処理] - 「反時計回りの回転矢印アイコン」を押下
※選択したバックアップファイルへ復元されます。
(b)[バックアップの復元] - 「最後にバックアップした設定を復元します」を押下
※最後にバックアップしたファイルへ復元されます。
(c)[バックアップの復元] - [参照] - [バックアップファイルを選択] - [復元] を押下
- 「正常に復元されました。」が表示されたら復元は完了となります。
※設定の復元後、各種設定を反映させたいゲートウェイへ配信する必要があります。
ネットワーク設定バックアップ
■バックアップ方法
- Cloud Edge On-Premises Consoleを開きます。
- [管理] - [メンテナンス] - [バックアップ/復元] タブを開きます。
- 「バックアップの作成」を押下することでバックアップが作成されます。
■復元方法
- Cloud Edge On-Premises Consoleを開きます。
- [管理] - [メンテナンス] - [バックアップ/復元] タブを開きます。
- [設定の復元] - [参照] - [バックアップファイルを選択] - [復元] を押下します。
- ポップアップが表示されますので「OK」を押下します。
- 復元に伴い、Cloud Edge On-Premises Console からログアウトされます。
再度 Cloud Edge On-Premises Console へログインし、設定をご確認ください。
当該のゲートウェイのステータスが「未登録」である必要があります。
パックアップの取得対象
パックアップの取得対象は、On-premises Console と Cloud Console でそれぞれ異なります。下表を参照してください。
取得対象 | バックアップ対象の設定値 | 補足説明 | ||
On-premise Console | Cloud Console | |||
ダッシュボード設定 | × | × | タブおよびウィジェットの配置情報はバックアップ対象外です。 | |
ネットワーク設定 | ◯ | × | IPアドレスやネットマスクなど基本的なネットワーク設定が対象となります。障害復旧/筐体交換時に必要となるため、必ず取得することをお勧めします | |
セキュリティプロファイル | × | ◯ | 各ゲートウェイのゲートウェイグループ情報や、ゲートウェイセキュリティプロファイル名が対象となります。 | |
ポリシー管理 | ポリシールール | × | ◯ | ポリシールールの内容と適用順序がバックアップ対象となります。 |
ポリシー オブジェクト | × | ◯ | IPアドレス/MACアドレス/サービス/アプリケーショングループ/URLカテゴリグループ/スケジュールについて設定した内容が対象となります。 | |
ユーザー通知画面 | × | × | カスタマイズした結果の画面情報(HTML)はバックアップ対象外です。 |