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はじめに

macOS High Sierra 10.13を利用する場合は、必ず事前に本作業を行い本モジュールが適用されていることを確認した上で利用してください。 本モジュールが TMSM エージェントに適用されることで、macOS High Sierra 10.13がサポートされます。

本モジュールの適用前にOSを macOS High Sierra 10.13へアップグレードした場合、下記機能が正常に動作しない可能性があります。

  • リアルタイム検索
  • Web レピュテーション機能
すでにOSをアップグレードしてしまった場合は、TMSMサーバへ対応モジュール適用後に、TMSMエージェントの再インストールを実施してください。

新機能

macOS High Sierra 10.13をサポートします。

モジュールの入手方法

本モジュールは弊社Active Update サーバから配信されます。

アップデート方法

本モジュール のアップデート方法は次の通りです。

TMSMサーバでのアップデート方法

  1. TMSMの管理コンソールを開いて、[サーバアップデート]>[手動アップデート]を開きます。
  2. [アップデートするコンポーネント] のリストで [Trend Micro Securityエージェント] にチェックが入っている事を確認し、[アップデート] を実行します。

    ※ [サーバアップデート] → [予約アップデート] では初期設定で、[Trend Micro Securityエージェント]は無効になっています。そのため、予約アップデートをお使いいただいている環境でもこの手順は必要になります。

  3. [エージェント管理]からエージェントツリーを開き、対象のエージェントの[クライアントのバージョン]が「2.1.1073」 である事を確認します。
  4. TMSMサーバでアップデートが完了すると、自動でTMSMエージェントへ適用されます。
  5. [概要] 画面にアクセスし、すべてのクライアントが「2.1.1073」 にアップデートされたかどうかを確認します。

TMSMエージェント側からのアップデート方法

上記TMSMサーバ側でのアップデート実施後にアップデートされていない場合はこちらの方法をお試しください。

  1. メニューバーの右上にあるTMSMエージェントアイコンをクリックします。
  2. ドロップダウンメニュー上の [アップデート開始] をクリックします。
  3. TMSMエージェントのアップデートが完了するまで待機します。
  4. TMSMエージェントのコンソールを開き、製品のバージョンが「2.1.1073」になっていることを確認します。

その他のTMSMエージェントへのインストール方法

  1. TMSMサーバコンソールから、[エージェント管理] を開きます。
  2. エージェントツリーでグループまたはクライアントを選択します。
  3. [タスク] タブをクリックします。
  4. ドロップダウンメニュー上の [アップデート] をクリックします。

 

既知の制限事項

macOS High Sierra以降の環境へ新規インストールを実施した場合、macOS側の機能拡張である、カーネル機能拡張のため追加の認証が必要となります。(macOS High Sierra 未満 よりインストールされている環境では、macOSの機能拡張には該当しません)

インストール完了後、下記のポップアップがmacOSより、およびトレンドマイクロ製品のポップアップが右上に表示されます。

以下追加作業を実施してください。

1.「セキュリティとプライバシー」画面を開きます。

2.「開発元"Trend Micro.Inc"のシステムソフトウェアの読み込みがブロックされました」と記載がある横の「許可」ボタンをクリックします。複数の製品で承認が必要な場合、は許可ボタンをクリック後、署名元が表示されます。「Trend Micro,Inc.」にチェックボックスを入れて許可を完了してください。

3.macOSを再起動します。


許可ボタンについて

「セキュリティとプライバシー」にはインストール後30分間「許可」ボタンが表示されます。
その間に許可をしなかった場合は、macOSを再起動することで再度「許可」ボタンが表示されます。