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本事象は以下の処理の流れに起因して発生します。
  1. DSMにKSPをインポート
  2. DSMは当該(未対応カーネルで動作している)DSAに、対応したのでDSRからダウンロードせよという命令を送る
  3. DSAはDSRからダウンロードを試みる
  4. しかし順番2が早すぎるため、DSR側はまだダウンロード可能の準備が整っていない
  5. よってダウンロードに失敗する
 
解決方法としては、発生後に少し(約10分程度)時間をおいて以下を実施してください。
  1. DSAサービスの再起動を実施します。
    # service ds_agent restart
  2. DSMのコンソールよりエラーをクリアします。
  3. DSMへステータスを通知するため、DSAより以下のコマンドでハートビートを送ります。
    # /opt/ds_agent/dsa_control -m
 
本事象は主に、「カーネルのアップデート後、リブートせずに旧カーネルで動作しており、リブートを契機に新カーネルで動作し始め、その後KSPをインポートした」状況で発生します。
 
本イベントの発生は現在の製品仕様上回避できず、製品仕様の修正予定はございません。
DSA11.0、DSA10.0 Update 2(10.0.0-2358) 以降ではリトライ機能が実装されており、ダウンロードに失敗しても自動的に再試行されますので 本イベントの発生が一時的である場合は無視していただきますようお願いいたします。
自動再試行の為、事象は自動的に解消されるものとなりますが、事象が表示され続ける場合は、先述の[解決方法]1-3を実施いただき、事象が改善されるかをご確認ください。