本機能は、お客様の環境にてダウンロードされるコンポーネントが弊社サーバから提供されたことを確認するためのものです。やむを得ない理由がある場合を除き、停止することはご遠慮ください。
ウイルスバスター コーポレートエディション XG および、Trend Micro Apex One と連携している場合には、停止しないでください。
Apex Centralには、ActiveUpdateサーバ(弊社アップデート用サーバ)からダウンロードしたモジュールであることを確認するための機能が実装されています。それに伴い、....\Control Manager\WebUI\download\activeupdate\ 配下のフォルダ内に .sig ファイルが作成されます。
また、本機能が有効な場合、アップデート元が適切であるかどうかの確認も併せて行われます。
やむを得ない理由があり本機能を停止させる場合は、以下の手順を実施してください。
1. 手動更新モジュール作成用のApex Centralサーバで、下記のサービスを停止します。
Trend Micro Apex Central
Trend Micro Management Infrastructure
2. [スタート]-[ファイル名を指定して実行]から”cmd”と入力してコマンドプロンプトを起動し、カレントディレクトリをApex Centralのインストールディレクトリへ移動します。
インストールディレクトリが、初期設定の場合、以下のコマンドを実行します。
32ビット環境の場合:
> cd “C:¥Program Files¥Trend Micro¥Control Manager”
64ビット環境の場合:
> cd “C:¥Program Files (x86)¥ Trend Micro¥Control Manager”
3. 以下のコマンドを実行し、SystemConfiguration.xmlファイルのパラメータを修正します。(大文字と小文字を区別します。)
> xmlmodify m_EnforceAUSign 0 SystemConfiguration.xml
※一度設定を変更した後は、上記作業を再度行う必要はありません。
※変更が完了すると次のようなメッセージが表示されます。
Update XLM succeeded! [m_EnforceAUSign = '0']
4. 手順1で停止させたサービスを起動させます。
上記作業を行うことで、....\Control Manager\WebUI\download\activeupdate\ 配下のフォルダ内に作成される .sig ファイルが生成されなくなります。また、アップデート元の真正性についても確認しなくなります。
近年、真正性を確認する機能を有する製品が増えてきているため、本機能を停止させる場合は十分な検証の上でご判断ください。ご利用の製品が .sig を利用するかどうかについては、各製品のお問い合わせ窓口にお問い合わせください。
なお、本設定を有効化する際には上記と同様の操作にて、手順 3. で下記コマンドを代わりに実行します。
> xmlmodify m_EnforceAUSign 1 SystemConfiguration.xml
※変更が完了すると次のようなメッセージが表示されます。
Update XLM succeeded! [m_EnforceAUSign = '1']