ビジネスセキュリティ 10.0 SP1 より「セキュリティクライアント」から「セキュリティエージェント」に名称を変更いたしました。
サーバの移行が可能です。
はじめにお読みください
- 手順内では語句を以下のように表記しています。
「移行前」のサーバを「旧」サーバ
「移行後」のサーバを「新」サーバ
「ビジネスセキュリティクライアント」を「Bizクライアント」
「ビジネスセキュリティサーバ」を「Bizサーバ」
- 本手順でサーバ移行を実施した場合、「ビジネスセキュリティ クライアント」の再インストールは不要です。
- 「新」サーバに最新バージョンのBizサーバをインストールすることにより、移行/アップグレードを同時にすることができます。
ただし、その際、Bizクライアントは強制的にアップグレードされます。また、この場合は「旧」サーバの設定を「新」サーバへ引き継ぐことはできません。設定を引き継ぎたい場合は、「新」サーバと「旧」サーバのバージョンを合わせて移行後にアップグレードする必要があります。
- TrendMicro Security (for Mac) サーバ/クライアントの移行はできません。一度全てアンインストールした上で、「新」サーバ上で改めて再インストールする必要があります。
IPとコンピュータ名が異なる場合の手順は、次の青色のリンクより確認してください
作業の手順
Step 1 「旧」サーバの最新版へのバージョンアップ(必要な場合)と設定確認
次の方法で確認できますので、メモ帳などに控えておきます。初期設定では「8059」となります。
【例】Bizサーバのリスニングポート値確認方法
(a)管理コンソールにログインします。
(b)画面右上のサーバ名にマウスオーバーします。
(c)「ビジネスセキュリティサーバのポート」で確認できます。
3.Bizクライアントのリスニングポート値(Bizサーバ→Bizクライアントへの通信ポート)を調べます。
上記2.の画面の「ビジネスセキュリティクライアントのポート」で確認できます。Bizクライアント端末側でBizクライアントアイコンをダブルクリックして表示されるクライアントメイン画面上より確認ができます。
「接続先サーバ」の右に記載してある値がIPアドレスか、もしくはサーバのFQDN名であるかを確認し、メモ帳に控えます。
5. 「旧」サーバ側の設定情報をエクスポートします。
- サーバプログラムインストール後の初期設定の状態から設定内容を変更している場合、この作業を実施します。変更していない場合は、次の[Step2] へ進みます。
- 「新」サーバに上位バージョンのBizサーバをインストールする場合(移行とアップグレードを同時にする場合)は「新」サーバへは「旧」サーバで使用していた設定情報を移行できないためこの作業は不要です。設定を移行したい場合にはバージョンを揃えていただく必要があります。
Step 2 「新」サーバへのBizサーバのインストール
[Step2] の手順 15 で、本手順 [Step1-4] で確認した「接続先サーバ名の値」、
[Step2] の手順 15 の HTTP ポートの欄へ、本手順 [Step1-2] で確認した「Bizサーバのリスニングポート」、[Step3] の手順 2 の待機ポートの欄へ、本手順 [Step1-3] で確認した「Bizクライアントのリスニングポート」を指定します。
Step 3 Bizサーバのリプレイス
「旧」サーバをネットワークからはずし、「新」サーバを参加させます。
この操作後、各クライアントは、「新」サーバマシンへアクセスします。 BizクライアントがインストールされているコンピュータのOSを再起動することで、「新」サーバの管理コンソールに登録されます。
もし「新」サーバの管理コンソールにBizクライアントが登録されない場合には、下記の手順で接続の確認をご実施ください。