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ビジネスセキュリティ 10.0 SP1 より「セキュリティクライアント」から「セキュリティエージェント」に名称を変更いたしました。


本ページの手順にしたがって、インストールを実施してください。
本作業を行うことで、該当のコンピュータにビジネスセキュリティサーバとビジネスセキュリティエージェントがインストールされます。

その他のコンピュータでもウイルス検索を行わせたい場合は、本作業完了後引き続きエージェントプログラムのインストールを行なってください。

 
 

はじめにお読みください

  • インストールの際に、以下の条件を指定したい場合はカスタムインストール を選びます。
    • Web サーバの動作環境(IISまたはApache)
    • ビジネスセキュリティにおけるサーバ/エージェント間の通信 ポート
    • インターネット接続用のプロキシサーバ
    • セキュリティエージェントのインストールパス
    • セキュリティエージェントからビジネスセキュリティサーバの名前解決ができない場合
  • 他社製セキュリティ対策ソフトがインストールされている場合は、ビジネスセキュリティエージェントプログラムのインストール前にアンインストール(削除)してください。
  • 実行中のアプリケーションをすべて終了してから、インストールを実行してください。他のアプリケーションの実行中にインストールすると、インストールが完了するまでに時間がかかることがあります。また、インストール後に再起動を求められることがあります。
  • WebサーバにIISまたはApacheを選択することができます。IISを選択する場合は、ビジネスセキュリティサーバをインストール前にIISをインストールします。
  • ビジネスセキュリティサーバのコンピュータ名がアンダースコア("_") を含んでいる場合、ビジネスセキュリティサーバが正常に動作しない可能性がございます。そのため、ビジネスセキュリティサーバのコンピュータ名には、アンダースコア("_") を含まないように設定をお願いします。

作業の手順

  • Step 1 インストールプログラムのダウンロードと解凍、IISを使う場合の準備
  • Step 2 インストール時の設定内容の選択(サーバ側)
  • Step 3 インストール時の設定内容の選択(エージェント側)
  • Step 4 インストールの開始
  • Step 5 インストール後の確認
  • Step 6 ビジネスセキュリティエージェントを他のコンピュータにインストールする
 

Step 1 インストールプログラムのダウンロードと解凍、IISを使う場合の準備

1. インストールの前にビジネスセキュリティ10.0のシステム要件を確認してください。
 
 
2. 以下のボタンをクリックし、最新版ダウンロードページを表示してください。
 
 
3. [プロダクトアップデート]タブ内のファイル名のリンクをクリックし、「ファイルのダウンロード」ダイアログが表示されたら、[保存]をクリックしていただき、任意の場所に保存してください。
 
4. 3で保存したファイルを、お手持ちの解凍ソフトで解凍することで、インストールに必要なプログラムが解凍されます。
 
5. Webサーバプログラム(IISやApache)がインストールされていない場合、ビジネスセキュリティに同梱のApacheがインストールされます。 初期設定ではIISがインストールされていませんので、IISをWebサーバプログラムとして利用されたい方はIISを「既定」でインストールしてください。手順はMicrosoft社のサイトのインストール手順をご覧ください。

(サービス名"World Wide Web Publishing Service"が起動している場合は、IISがすでにインストールされて動いている状態です。)

 
 

Step 2 インストール時の設定内容の選択(サーバ側)

1. 「biz10sp1_r2.exe」 をダブルクリックして実行してください。インストールを実行するためのプログラムが起動します。
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2. セットアップ画面が表示されたら、[開始]を選択して次に進みます。
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3. インストールの準備が始まります。そのまましばらくお待ちください。準備には数分かかることがあります。
 
4. セットアップウィザード画面が表示されたら、[次へ]をクリックします。
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5. 使用許諾書をご一読の上、[使用許諾契約書の条項に同意します] を選び、[次へ] をクリックします。
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ビジネスセキュリティ サーバプログラムをインストールするための情報が収集されます。
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6. 標準インストール / 最小インストール / カスタムインストール のいずれかを選びます。
(本手順では「カスタムインストール」を選びます。)
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7. 製品版/体験版を選ぶ画面になります。アクティベーションコードをお持ちの方は[アクティベーションコード]欄に記入し[次へ]をクリックします。

アクティベーションコードがお手元になく、レジストレーションキーのみお持ちの場合は、[オンラインユーザ登録]をクリックしてください。
 
  • 製品サポートは製品版をご購入いただいた方のみとなります。「体験版」としてご利用いただく場合は、製品Q&Aやマニュアル(PDFファイル)を参考にインストールを進めてください。製品インストール後、体験版から製品版へ変更する場合はアクティベーションコードの入力のみで、再インストールを行わずに切り替えることができます。
 
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8. ビジネスセキュリティのコンポーネント概要が画面が表示されます。このまま[次へ]をクリックします。
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9. ビジネスセキュリティサーバのインストール先を指定します。特に変更しない場合はそのまま[次へ]をクリックします。
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10. スマートスキャンサーバのデータベースの場所を選択する画面が表示されます。インストール先ドライブのディスク空き容量が少ないときは、たとえばDドライブなと別のローカルドライブを選択します。
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11. ビジネスセキュリティエージェントをインストールするかどうかの選択画面が表示されます。通常はセキュリティエージェントも一緒にインストールします。
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12. ビジネスセキュリティサーバの設定を実施します。「次へ」をクリックします。
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13. システム領域等に対して、ウイルス検索を実施するかどうかを選択します。
ウイルス検索には数分かかります。(サーバ内のファイル数によって、必要な検索時間は変わります。)
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14. 使用するWebサーバプログラムの種類を選択します。インストールされているWebサーバの種類やバージョンによって選択肢が異なります。コンピュータにIISがインストールされていない場合は、Apacheのみが選択肢となります。)

ビジネスセキュリティサーバでの検出方法は下記FAQをご確認ください。
 
 
ビジネスセキュリティサーバのインストール時にIISがインストールされていない場合、あとからIISをインストールしてもBizサーバで使用するWebサーバをIISに変更できませんのでご注意ください。変更したい場合は、ビジネスセキュリティサーバの再インストールが必要です。
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15. ビジネスセキュリティサーバとビジネスセキュリティエージェントが通信する時に使用したり、管理コンソールへアクセスする際に使用する、コンピュータの識別方法を選択します。
 
  • DHCP環境など、IPアドレスが変わる可能性がある場合や、複数のNICがある場合は「完全修飾ドメイン名(FQDN)」を選択することをお勧めします。
  • 名前解決ができない環境では、IPアドレスを選択することをお勧めします。
  • ここで選択したFQDN(コンピュータ名)またはIPアドレスはインストール後変更ができませんので、ご注意ください。

同時に、サーバとエージェント間で使用するポート番号およびHTTPSの使用有無を確認の後、 [次へ]をクリックします。(この画面の情報は必ずメモしてください。)
 

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16. ビジネスセキュリティで使用するパスワードを入力します。

(上段)
ビジネスセキュリティサーバの管理コンソールにログインするときのパスワード

(下段)
エージェントプログラムを停止させるときのパスワード

  • ※ここで入力したパスワードは弊社でもお調べできませんので、お客さまご自身で管理できるよう忘れないようにしてください。
 
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17. メールサーバ名や、通知メールの受信者を入力してください。(わからない場合は[次へ]をクリックして先に進むことができます。インストールが終了した後でも設定できます。)
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18. トレンドマイクロ スマートフィードバックを有効にするかどうか、選択してください。
特に問題がなければ有効にして「次へ」をクリックします。
 
19. ビジネスセキュリティサーバはパターンファイルやライセンス情報を通常インターネット上のトレンドマイクロのサーバから取得します。
インターネットへアクセスするインストールしようとしているコンピュータから、インターネットへの接続にプロキシを使用している場合は、「プロキシサーバを使用する」にチェックをします。
・わからない場合は、Internet Explorerでプロキシを設定しているかどうかを確認します。
・使用している場合は、通常は「HTTPプロキシ」です。
・この設定は後からビジネスセキュリティの管理コンソールで設定ができます。
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Step 3 インストール時の設定内容の選択(エージェント側)

1. ビジネスセキュリティエージェントの設定を実施します。「次へ」をクリックします。
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2.エージェントプログラムをインストールする場所と、サーバとの通信用ポート番号が表示されます。
 
  • ※この「ポート番号」はランダムに決められますので、サーバとエージェントの通信に問題が発生したときに備えてこの番号をメモしてください。インストールが終了した後でも確認できます。
 
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3. それぞれのクライアントグループで設定可能な機能一覧が表示されます。初期設定で有効にしたい機能がある場合は、チェックを入れ[次へ]をクリックします。
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4. Webレピュテーション、挙動監視、およびスマートスキャンサービスに関するプロキシサーバについての設定画面が表示されます。ビジネスセキュリティを使用しているクライアントでプロキシ設定をしていて、かつユーザ認証を実施している場合は、設定します。
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5. 今まで入力した情報の一覧が表示されます。[次へ]をクリックすると、実際にサーバ/エージェントプログラムのインストールが始まります。

Apacheをインストールする場合は、[次へ]をクリック後インストールされるApacheのバージョンが表示されます。その後、更に[次へ]をクリックすることで実際にプログラムのインストールが始まります。
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Apacheをインストールする場合
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Step 4 インストールの開始

1. サーバプログラムのインストールが始まります。
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2. Step2-11でエージェントプログラムをインストールする選択をした場合はそのままエージェントプログラムのインストールが始まります。

3. すべてのインストールが完了したら [完了] をクリックして、インストールプログラムを終了させてください。
ビジネスセキュリティの管理コンソールを起動するにチェックを入れた状態で[完了]をクリックすると、管理コンソールが自動的に開きます。
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Step 5 インストール後の確認

1.管理コンソールを開き、Step2-16で設定したパスワードを使ってログインできることを確認します。

「このWebサイトのセキュリティ証明書には問題があります」と表示された場合は、「このサイトの閲覧を続行する」をクリックし て表示させてください。詳細は下記製品Q&Aを確認してください。

「管理コンソールへの初回アクセス時には、管理コンソールを表示させるために使用するソフトウェアのインストール画面が表示されます。「インストールする」をクリックしてインストールしてください。
 

2. エージェントインストール完了後、タスクトレイ上に赤いTボールが表示されることを確認します。

 

Step 6 ビジネスセキュリティエージェントを他のコンピュータにインストールする

この作業でビジネスセキュリティエージェントがインストールされるのは、
ビジネスセキュリティサーバをインストールしたコンピュータのみです。

その他のコンピュータでもウイルス検索を行わせたい場合は、本作業完了後
引き続きエージェントプログラムのインストールを行なってください。