ビュー:

説明

毎日1:30の log_purge.pyが正しく実行されず、管理コンソール [ログ] - [ログ設定] - [グローバルログ設定]の動作通りに、古いログが削除されない動作が確認されています。 

これにより、/var/iwss/commonlog_data/stats/sqlite/stats または /var/iwss/commonlog_data/log_block/0 配下のログによって、DISK空き領域不足につながる可能性があります。
log_purge.py実行失敗のメッセージは、/var/log/messagesに記録されます。

Aug 1 01:30:02 XXXXXXXXX python: detected unhandled Python exception in '/usr/iwss/commonlog/log_purge.py'

インストールされているPythonのバージョンによっては、初期設定で証明書のチェックが実行されます。
古いログの削除においては、管理コンソールへの通信が発生するため、上述の設定値に依存して処理が失敗する場合があります。

本事象を回避するためには、log_purge.pyが/usr/local/bin/pythonから実行されるように変更が必要です。

回避策

  1. IWSS サーバの Linux コンソールに root ユーザでログインします。

  2. iscanユーザのcron編集モードに移行します。

    # crontab -e -u iscan

  3. 以下のように、/usr/iwss/commonlog/log_purge.py に /usr/local/bin/python を追加します

    [変更前]
    30 1 * * * /usr/iwss/commonlog/log_purge.py > /dev/null 2>&1

    [変更後]
    30 1 * * * /usr/local/bin/python /usr/iwss/commonlog/log_purge.py > /dev/null 2>&1

  4. 編集内容を保存して終了します。