- この手動アンインストール手順は、コントロールパネルを使用したアンインストール方法が何らかの理由によって不可能になってしまったときや強制的に削除したい場合のみ、実行してください。
- ビジネスセキュリティ 10.0 SP1 より「セキュリティクライアント」から「セキュリティエージェント」に名称を変更いたしました
アンインストールツールを使用した削除手順
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アンインストールツールを使用する場合は、事前にウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0用 SP1 の適用が必要です。
こちらからダウンロードして、適用してください。 -
ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0 SP1 Patch 2436 以降の環境では、こちらのツールは提供されていません。下記の「手動での削除手順」を実施いただくか、サポートセンターにお問い合わせください。
- ビジネスセキュリティサーバの次のフォルダに移動します。
<インストールフォルダ>\Security Server\PCCSRV\Private
32bit版OSの場合:<C:¥Program Files¥Trend Micro>
64bit版OSの場合:<C:¥Program Files (x86)¥Trend Micro>
例) C:\Program Files\Trend Micro\Security Server\PCCSRV\Private
- SA_Uninstall.exeファイルを対象クライアントにコピーします。
- 削除したいクライアント上で、SA_Uninstall.exe をダブルクリックし実行します。
SA_Uninstall ツールのインストールが実行され、SA_Uninstall というフォルダが作成されます。
- Windows に管理者アカウント(または管理者権限を持つ任意のアカウント)でログオンします。
- アンインストールツールを実行します。 a) ツールのディレクトリに移動し、Uninstall.bat を右クリックして、[管理者として実行] を選択します。
b) ユーザアカウント制御画面で、[続行] を選択します。手順7に進みます。
- アンインストール完了後、下記画面が表示されたら、指示に従いキーを押します。
[Do you want to reboot now? (Y/N)] のメッセージが表示されるので、
Yと入力しコンピュータを再起動します。
a) N (<Enter> キー) ・・・再起動するまで一部のドライバはアンインストールされません
b) Y (<Enter> キー) ・・・再起動が実行されます
- デスクトップに「WFBS_Debug_HH_MM_SS.zip」という名前のログファイルが作成されますので、不要な場合は削除してください。
※18時16分51分に実行した場合は上記のようなログファイルが作成されます。 - 最後にWindows メニュー内の記載が残っている場合は手動で削除します。
スタートメニューから「ビジネスセキュリティクライアント」のメニューを右クリックし、「削除」をクリックします。
以上で、アンインストールツールを使用した削除は完了です。
手動での削除手順
- 迷惑メール対策ツールバーをインストールしている場合は、クライアントメインコンソール画面のツールタブから「無効」の状態に変更してください。
- アンインストールを行うコンピュータをセーフモードで起動します。
- キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」メニューを開きます。名前に「cmd」を入力し、管理者権限でコマンドプロンプトを開いた後、下記順番に入力します。
<Enter>部分では、Enterキーを押します。32bitOSの場合
regsvr32 /u /s "C:\Program Files\Trend Micro\Security Agent\TmdShell.dll"<Enter>
taskkill /F /IM explorer.exe<Enter>
start explorer.exe<Enter>
画面表示例
64bitOSの場合
regsvr32 /u /s "C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Security Agent\Tmdshell_64x.dll" <Enter>
taskkill /F /IM explorer.exe<Enter>
start explorer.exe<Enter>画面表示例
- レジストリの削除を行います。
レジストリは Windows の構成情報が格納されているデータベースです。レジストリの編集内容に問題があると、システムが正常に動作をしなくなる場合があります。
弊社ではレジストリの編集による、如何なる問題に対しても補償いたしかねます。レジストリの編集はお客様の責任で行ってください。
なお、レジストリの編集前に、必ずレジストリのバックアップを作成することを推奨いたします。バックアップ方法の詳細は、ご使用の Windows のヘルプを参照してください。
キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」画面を開き、"regedit.exe" と入力してEnterキーを押し、レジストリエディタを開きます。レジストリキーやドライバなどの削除について
次の項目よりレジストリキーやドライバなどの削除を行いますが、使用環境によっては作成されないキーもありますので、存在しないキーがあっても気にせず進めて下さい。 - 以下のレジストリキーを右クリックし、[削除] します。
このキーは、ウイルスバスター ビジネスセキュリティエージェント以外の弊社製品も使用します。他に弊社製品がインストールされていないことを、あらかじめご確認ください。
他に弊社製品がインストールされている場合には、まずはそちらをアンインストールいただいたうえで下記手順をご実施ください。もし他の弊社製品のアンインストールが難しい場合には、サポートセンターへお問合せください。32bit OSの場合
場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro
64bit OSの場合
場所: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro
場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\TrendMicro
- 以下のレジストリ値を右クリックし、[削除]します。
32bitOSの場合
場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
値:OfficescanNT Monitor64bitOSの場合
場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
値:OfficescanNT Monitor
- 以下のレジストリキーを右クリックし、[削除]します。
32bitOSの場合
場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
キー:{33BEF4B8-AFD3-4AF0-BD20-42F70A417266}
キー:Wofie64bitOSの場合
場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall
キー:{1FF9FE5E-27A3-45F1-979B-85903EB3CFF1}
キー:Wofie
- 以下のレジストリキーを右クリックし、[削除]します。
32bitOS/64bitOS共通
場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\services
キー:ntrtscan
キー:tmactmon
キー:TMBMServer
キー:TmCCSF
キー:tmcfw
キー:tmcomm
キー:tmeevw
キー:tmel
キー:tmevtmgr
キー:TmFilter
キー:TMICRCScanService
キー:tmlisten
キー:TmLwf
キー:TmPfw
キー:TmPreFilter
キー:tmpreflt
キー:TmProxy
キー:tmtdi
キー:tmumh
キー:tmusa
キー:tmWfp
キー:TmWSCSvc
キー:VSApiNt
- 以下のレジストリキーを右クリックし、[削除]します。
32bitOSの場合
場所:HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\Features
キー:8B4FEB333DFA0FA4DB02247FA0142766
場所:HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\Products
キー:8B4FEB333DFA0FA4DB02247FA0142766
場所:HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\UpgradeCodes
キー:8A88AE84D667B304CB368C99791A74A6
64bitOSの場合
場所:HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\Features
キー:E5EF9FF13A721F5479B95809E33BFC1F
場所:HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\Products
キー:E5EF9FF13A721F5479B95809E33BFC1F
場所:HKEY_CLASSES_ROOT\Installer\UpgradeCodes
キー:8A88AE84D667B304CB368C99791A74A6
- 削除が完了したら、レジストリエディタを閉じます。
- スタートメニューから「ビジネスセキュリティクライアント」のメニューを右クリックし、「削除」をクリックします。
次からの作業はコンピュータを再起動し、通常モードで起動後に行ってください。
- キーボードの「Windowsキー」と「R」キーを同時に押し、「ファイル名を指定して実行」メニューを開きます。名前に「ncpa.cpl」と入力してエンターキーを押します。
[入力例] Windows 7 の場合
[ネットワーク接続] 画面が開きます。
- [ネットワーク接続] の中に表示されている『接続』を右クリックし、[プロパティ]をクリックします。
上記例では、『ローカルエリア接続』『ワイヤレス ネットワーク接続』の2つが登録されていますが、表示される名称や数は使用環境によって異なります。
- Firewall Driverを削除します。
[ネットワーク]タブ内の[Trend Micro NDIS 6.0 Filter Driver] を選択し、
「削除」ボタンをクリックします。
- 手順13.で表示されている [ネットワーク接続] の中に表示されている全ての『接続』に対して、手順14の操作を繰り返します。 上記の例の場合、『ワイヤレス ネットワーク接続』のプロパティからもFirewall Driverを削除します。
- 32bitOSの場合は「C:¥Program Files¥Trend Micro」フォルダを、64bit OSの場合は「C:¥Program Files(x86)¥Trend Micro」フォルダを開き、その中の 「Security Agent 」フォルダと「 BM 」フォルダを削除します。
(フォルダ名は初期設定ものを例としています)
表示例(32bit)
- コンピュータを再起動します。
- ビジネスセキュリティ管理コンソール上からオフラインのエージェントを削除します。
a) 管理コンソールにログインします。
b) デバイスタブを選択します。
c) エージェントツリーからオフラインとなっているエージェントを選択します。
d) 「詳細」、「エージェントのアンインストール」を選択します。
e) 「選択したエージェントを削除」を選択し、「適用」をクリックします。
以上で操作は終了です。