これらのバージョンを使用した新規インストール、アンインストールまたは、アップグレードでは瞬断が発生しなくなります。
Deep Security 11.0 (GM) 以降
従来の仕様では、TCPセッションがリセットされていましたが、無瞬断ドライバーに対応したバージョンにおいてもネットワークドライバーのインストール時にパケット処理に遅延が発生します。
しかしながら、TCP接続の場合は、セッションが維持され、パケット再送などで遅延は
発生するものの、ネットワークドライバーのインストールの際にTCPセッションが維持されます。
ステートレスプロトコル(UDP/ICMPなど)においては、パケット再送が行われないため、
パケットドロップが見られる場合があります。
なお、以下のプラットフォームには未対応です。
- Windows XP
- Windows Server 2003
なお、無瞬断フィルタードライバーに未対応のバージョンより対応バージョンへアップグレードをする際に瞬断が発生します。
対応バージョンへのアップグレード後にOS再起動をしない場合は以降のバージョンアップにおいても瞬断が発生します。再起動のタイミングは任意で、再起動をしなくても瞬断以外の機能影響はありません。
瞬断が発生しない例:
- 対応バージョンの新規インストール
- 対応バージョン間のアップグレード
- 未対応バージョンから対応バージョンへのアップグレード
- 上記1の実施後に、再起動をせず以降のバージョンへのアップグレード