ビジネスセキュリティ 10.0 SP1 より「セキュリティクライアント」から「セキュリティエージェント」に名称を変更いたしました。
このエラーは、サーバーに登録されているビジネスセキュリティクライアントのIPアドレスが重複している場合に表示されることがあります。
この状況は、DHCPでIPアドレスをリースしている環境などで発生することがあります。
対応について
本エラーが発生しても、ビジネスセキュリティサービスのセキュリティ機能および、すべての通信において影響はありません。
そのため、特に対応を行わなくても製品の動作に問題はありません。
本イベントエラーは以下の方法で出力を停止できます。
- ビジネスセキュリティ サーバーにウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0用 Patch (ビルド 1512)以上を適用します。
- サーバーマシンにて以下のパスから 「ofcscan.ini」ファイルをテキストエディタで開きます。
32bit: C:\Program Files\Trend Micro\Security Server\PCCSRV\
64bit: C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Security Server\PCCSRV\ - DisableAuthFailNotification=1 を記載します。
- 管理コンソールを開き、 [管理] - [グローバル設定] にて [保存] をクリックします。
- ウイルスバスター ビジネスセキュリティ 10.0用 Patch (ビルド 1512)は2019年2月13日にリリース予定です。
- ウイルスバスタービジネスセキュリティ 10.0 Service Pack1にバージョンアップしている場合は、手順1の操作は不要です。手順2以降の操作を行ってください。
- サードパティ製品のイベントログを監視しているソフトウェアがある場合は、除外設定にこのイベントエラー900を追加する方法でも問題はございません。
※補足
管理コンソール上にも以下のようなログが表示されますが、同様の現象であり問題ありません。