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仮想アナライザのファイル送信ルールとして設定できる基本条件について以下に説明します。

検出ルールに一致しない

どの検出ルールによる検出も行われなかったファイルが該当します

不正なコンテンツ

パターンに一致する既知の不正なファイルが該当します。
すでに不正な動作をすることが明らかとなっていることから、初期設定のファイル送信ルールでは本条件に一致するファイルは仮想アナライザに送信しない設定となっています。

不正なコンテンツの判断方法

検出の詳細において [検出元] が「高度な脅威検索エンジン」となっており、検出名の先頭に「HEUR_」および「EXPL_」と付かない検出が該当します。

ヒューリスティック検出

高度な脅威検索エンジンのヒューリスティックな解析により検出されたファイルが該当します。
初期設定のファイル送信ルールでは本条件に一致するファイルは仮想アナライザに送信する設定となっています。

ヒューリスティックな解析による検出について

パターンとのマッチングによる検出とは異なり、マルウェアに共通的に表れる特徴を検出しており、 あくまでマルウェアの「疑い」があることを示しています。

ヒューリスティック検出の判断方法

検出の詳細において [検出元] が「高度な脅威検索エンジン」となっており、検出名の先頭に「HEUR_」または「EXPL_」と付く検出が該当します。

極めて不審なファイル

該当ファイルが「不正なコンテンツ」および「ヒューリスティック検出」には該当しないものの、何らかの検出ルールによって通信に不審な点が検出された場合が該当します。
初期設定のファイル送信ルールでは本条件に一致するファイルは仮想アナライザに送信する設定となっています。

極めて不審なファイルの判断方法

「不正なコンテンツ」および「ヒューリスティック検出」に該当しない検出であり、その通信にファイルが含まれる場合が該当します。