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DSM側でメール配信が試行された日時や処理が失敗した日時は、システムイベントログから確認できます。詳細は下記のFAQをご参照ください。



「アラートメールの送信」イベントが記録された日時とメールが受信された日時に乖離が見られる場合は、中継のSMTPサーバの処理に時間がかかっている可能性が考えられます。

SMTPサーバの処理にかかった時間は、該当のメールヘッダの「Received:」の内容から確認できます。

例)
Received: from smtp2.example.com (192.168.0.3) by smtp3.example.com (192.168.0.4) with SMTP; Tue, 1 Jan 2019 10:19:00 +0900
Received: from smtp1.example.com (192.168.0.2) by smtp2.example.com (192.168.0.3) with SMTP; Tue, 1 Jan 2019 10:18:00 +0900
Received: from dsm.example.com (192.168.0.1) by smtp1.example.com (192.168.0.2) with SMTP; Tue, 1 Jan 2019 10:17:00 +0900

となっている場合、

DSM(dsm.example.com)から送られたメールデータが、
Tue, 1 Jan 2019 10:17:00に 1つ目のSMTPサーバ(smtp1.example.com)に届いた。

1つ目のSMTPサーバから送られたメールデータが、
Tue, 1 Jan 2019 10:18:00に 2つ目のSMTPサーバ(smtp2.example.com)に届いた。

2つ目のSMTPサーバから送られたメールデータが、
Tue, 1 Jan 2019 10:19:00に 3つ目のSMTPサーバ(smtp3.example.com)に届いた。

という履歴を意味しており、各SMTPサーバの中継にそれぞれ 1分ずつかかったことがわかります。

SMTPサーバの処理に時間がかかっているように見受けられる場合は、SMTPサーバ側で問題が発生していないかご確認ください。

なお、メールヘッダに記録された「Date:」の日時が、アラートメールの本文に記載された「前回のアップデート」の日時と乖離している場合は、アラートメールの再送機能によって配信されたメールであると考えられます。

アラートメールの再送機能に関する仕様については、下記のFAQをご参照ください。