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原因

該当のレコードは、SQL Server側の処理でエラー(MSSQLSERVER_1205)が発生した場合に記録されます。


[参考情報]
※マイクロソフト社のサイトへ移動します


弊社では、大量のマシンを管理している環境などのデータベースへの書き込みが頻繁に発生する状況下、またはマシンリソースに余裕がない環境で SQL Server を運用している場合に、該当のエラーが発生するケースがあることを確認しておりますが、詳細な発生条件や SQL Server 側での回避策や緩和策の有無については、マイクロソフト社へお問合せください。

なお、トランザクションがデッドロックされた場合、デッドロックの要因となったトランザクションのいずれかが SQL Server によって自動的にロールバックされます。
そのため、デッドロックは自動的に解消されますが、トランザクションのロールバックによって正しくデータベースが更新されなかった場合、Deep Security Manager(以下 DSM) の内部処理が失敗する可能性があります。

回避策

Deep Security 10.0以降では、下記オプションはデフォルトで有効になっているため、設定する必要はありません。

該当のエラーが発生する場合、DSM側では下記のオプションを有効化することで事象を回避できます。


1. Deep Security Manager service を停止します。

2. 下記のパスの配下にある dsm.properties を開きます。

Windowsの場合:
Program Files\Trend Micro\Deep Security Manager\webclient\webapps\ROOT\WEB-INF

Linuxの場合:
/opt/dsm/webclient/webapps/root/web-inf/

3. 下記の行を追記します。

database.SqlServer.useReadCommittedSnapshot=true
4. Deep Security Manager service を再起動します。