InterScan MSS 9.1 Linux版 および IMSVA 9.1 では、以下の手順にしたがって製品ログ (デバッグログのエクスポートで生成されるファイル) および、必要に応じてその他のログを取得します。
ログの取得時にサービスが再起動するなど、サービスに影響することはありません。
製品の設定情報やログに加え、Postfix の設定ファイル (main.cf, master.cf) およびメールログ (/var/log/maillog*) と OS やインストールされているパッケージ、ネットワーク構成などの一般的なサーバ情報が取得されます。
デバッグログのエクスポートで生成されるファイル
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管理コンソールの 管理 > インポート/エクスポート > デバッグログのエクスポート 画面を開きます。
「エクスポートする日数」に "1" または "2" を選択し、[エクスポート] ボタンをクリックします。上位デバイス・下位デバイスで分散構成の環境では「検索サービス」に取得するサーバを選択してください。
ログのエクスポートが始まるとプロセスのステータスに「エクスポート中」と表示されます。
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環境によって異なりますが、10分から20分程度経過するとファイルが生成されます。ファイルのファイル名は CDT-yyyymmdd-HHMMSS.zip となります。[ダウンロード] ボタンをクリックして、クライアント上にファイルをダウンロードしてください。
過去にファイルを生成している場合、画面にはすでに [ダウンロード] ボタンが表示され、エクスポートすることができません。新たにファイルを生成する場合は [削除] ボタンをクリックし、古いファイルをまず削除した上で [エクスポート] ボタンをクリックしてください。
その他のログ
システムログ
InterScan MSS 9.1 Linux版 ではシステムログ (/var/log/messages*) が自動的に取得されないため、FileZilla といった SFTP クライアントなどを使用して手動で取得してください。
製品ログ
1日を選択した場合、当日を含め過去 2日間、2日を選択した場合、当日を含め過去3日間のログのみが取得されます。
そのため、それ以前に発生した問題については「デバッグログのエクスポート」で生成されたファイルに加え、FileZilla といった SFTP クライアントなどを使用し、発生した日時がファイル名に含まれるログファイルを手動で取得してください。
例えば事象が 2019/4/5 に発生したのであれば、20190405 が含まれるファイルをすべて取得します。
# ls /opt/trend/imss/log/*20190405* /opt/trend/imss/log/ers.imss.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/foxmsg.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/foxnullmsg.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/foxreport.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/imssdps.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/imssmgr.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/imssps.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/imsstasks.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/imsstasks.debug.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/localservermgmt.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/log.imss.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/logtransfer.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/msgtra.imss.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/polevt.imss.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/sysevt.imss.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/tlsagent.20190405.0001 /opt/trend/imss/log/wrsagent.20190405.0001