この動作について
macOS 10.14 以降において、保護されたカテゴリの一部のデータにアプリケーションがアクセスしようとするとシステムがそのアプリケーションを停止する動きが追加されました。
この機能により、ビジネスセキュリティエージェントが検索を実行する場合に強制停止(クラッシュ)させられる場合があります。
この動作を防ぐには、フルディスクアクセス機能の除外設定にビジネスセキュリティエージェントのプロセスを登録しておく必要があります。
現在、この機能を自動でインストールプログラムに組み込むことができないため、手動で設定が必要となります。
対処方法
以下の手順でプロセスの登録を実施します。
- [システム環境設定]から[セキュリティとプライバシー]を開きます。
- [プライバシー]タブを開き、画面左下のカギマークをクリックしてロックを解除します。
- [アクセシビリティ]を開いて[+]をクリックします。
- 以下の場所から「iCoreService」を[開く]ボタンで登録します。
"/Applications/TrendMicroSecurity.app/contents/Resources/iCoreService.app/Contents/MacOS/iCoreService" - 登録された「iCoreService」にチェックが入っていることを確認します。
- 続いて、[フルディスクアクセス]を開いて[+]をクリックします。
- 以下の場所から「iCoreService」を[開く]ボタンで登録します。
"/Applications/TrendMicroSecurity.app/contents/Resources/iCoreService.app/Contents/MacOS/iCoreService" - 登録された「iCoreService」にチェックが入っていることを確認します。