発生条件
以下のいずれか、または両方に合致した場合、本事象が発生します。
- DSaaSをご使用の環境で、DSA11.0 Update 10(ビルド番号716)を新規インストールした場合
- DSaaSでDSA11.0 Update 10(ビルド番号716)を既にご使用の環境で、新たに保護機能を有効化した場合
原因
DSA11.0 Update 10(ビルド番号716)は、変更監視機能を有効化している一部の環境において、DSAのプロセスがクラッシュする問題が確認され、2019年5月17日(金) に公開を停止しました。公開停止に伴い、DSaaSが接続するDeep Security Relay (以下、DSR) からも該当モジュールを削除いたしております。
そのため、DSaaSにてDSA11.0 Update 10(ビルド番号716)の新規インストールまたは新たな保護機能の有効化を行った場合、DSRからのモジュール取得に失敗し、イベントID: 5102「保護モジュールの配信失敗」が発生します。
回避策
事象が発生している場合
DSA11.0 Update 10(ビルド番号716)をアンインストールし、DSA11.0 Update 8(ビルド番号662)もしくはそれ以前のビルドを再インストールします。
- アンインストール手順につきましては、「Deep Security Agentをアンインストールする」をご参照ください。
- インストール手順につきましては、Deep Security Agent のバージョンを選択してインストールする手順についてをご参照ください。
事象が発生していない場合
DSA11.0 Update 10(ビルド番号716)をご利用いただき問題ございません。
今後の対応
本修正を含んだ DSA11.0 Update 11 を公開する予定です。
DSA11.0 Update 11 公開後、アップデートをご検討いただけましたら幸いです。
DSA11.0 Update 11 公開後、アップデートをご検討いただけましたら幸いです。
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