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原因

「リターンコード:54」は、アップデートに必要なファイル(server.ini / TmAuInfo.xml)をアップデート元からダウンロードできなかった場合に記録され、主に以下の要因が考えられます。

  • 過去のアップデートキャッシュが原因でアップデートプロセスに問題が発生している。
  • 一般サーバとインフォメーションサーバの間で通信が確立できない状態になっている。


対処法

アップデートキャッシュの削除

下記のFAQを参考に、アップデートキャッシュの削除を実施してください。



一般サーバのIPアドレス指定

一般サーバに複数のNICがある場合は、以下の手順もお試しください。

  1. 該当の一般サーバ上で、TrendServerProtect サービスを停止します。
  2. 現在のレジストリ情報をバックアップします。
  3. 新規テキストファイルを「SPNSOPT.dat」という名前で ServerProtect インストールフォルダ直下に作成します。

    ※デフォルトインストールフォルダ
    (32bitの場合)C:\Program Files\Trend\Sprotect
    (64bitの場合)C:\Program Files\Trend\Sprotect\x64

  4. メモ帳などのテキストエディタで「SPNSOPT.dat」を開き、以下のように記述して保存します。

    [FixedComputerIP]
    HostName=xx.xx.xx.xx

    ※「HostName」には該当一般サーバのサーバ名、「xx.xx.xx.xx 」には利用したい一般サーバ側NICのIPアドレスを入力します。

  5. 以下パスにキーを作成します。

    パス: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\TrendMicro\ServerProtect\CurrentVersion
    キー: FixedComputerIP
    名前: 一般サーバのサーバ名
    データ:一般サーバのIPアドレス

  6. TrendServerProtect サービスを起動します。