Trend Micro Apex One について
Trend Micro Apex One は、ウイルスバスター コーポレートエディションの後継製品です。Apex One サーバの主な機能は次のとおりです。
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• セキュリティエージェントのインストール、監視、および管理
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• エージェントに必要なコンポーネントのダウンロード
これまでと同様、Apex One サーバを使用して、サーバ配下のエージェント設定、セキュリティリスクログ、 およびアップデートを一元的に管理することが可能です。
また、トレンドマイクロのアップデートサーバからコンポーネントをダウンロードし、各エージェントに配信します。
Apex One サーバ、セキュリティエージェントの概要は次のとおりです。
ウイルスバスター コーポレートエディションからの主な変更点
ウイルスバスター コーポレートエディションと比較した場合の主な変更点は次のとおりです。
- インストールパスが変更になります。
・Corp. クライアントの場合:
<インストールフォルダ>\Trend Micro\OfficeScan Client
・セキュリティエージェントの場合:
<インストールフォルダ>\Trend Micro\Security Agent(※新規インストール時)
・Corp. サーバの場合:
<インストールフォルダ>\Trend Micro\OfficeScan\PCCSRV
・Apex One サーバの場合:
<インストールフォルダ>\Trend Micro\Apex One\PCCSRV(※新規インストール時)
※旧バージョン(Corp.11.0/Corp.XG)からアップグレードした場合パスは変更されません。Corp. サーバ/クライアントのパスが引き継がれます。
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Apex One サーバでは SQL Server が必須です。「HTTPDB」サポートされなくなりました。
「HTTPDB」はサポートされなくなったため、Corp. XG の管理コンソールの以下設定もApex Oneには引き継がれません。
- [管理]>[設定]>[データベースバックアップ]での自動のデータベースバックアップ設定。
SQL Server のバックアップについては、以下製品Q&Aをご参照ください。
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一部のプラグイン系オプションを利用する場合には Apex Central が必要です。
一部のプラグインは Apex One 単体ではライセンスの有効化、および設定をおこなうことができません。
これらのプラグインを有効化する場合には、Apex Central からライセンスを有効化する必要があります。また、プラグインの設定についても Apex Central からポリシー配信をおこないます。
対象のプラグインについては製品 Q&A : Apex One、および Apex Central の概要についての「利用可能なプラグインについて」をご確認ください。