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RelayまたはRelayから配信を受けるDSAにおいてセキュリティアップデートを実行した際、破損や異常のあるファイルが残存していることに起因して、セキュリティアップデートが正常に完了しない場合があります。

問題が発生しているRelayまたはDSAに対し、以下の手順にてセキュリティアップデートの際に使用されるフォルダ配下のファイルの削除後、再度セキュリティアップデートを実行することで、事象が回避されるかご確認ください。
※存在しないフォルダについてはスキップしてください。

1.DSAサービスを停止します。

 参考:Deep Security Manager/Deep Security Agentサービスの再起動/開始/停止方法

2.セキュリティアップデートの際に使用されるフォルダ配下のファイルを削除します。

 Linuxの場合:
  /var/opt/ds_agent/relay/www (Relay機能にて使用)
  /var/opt/ds_agent/iaurepo (DSA機能にて使用)

 Windowsの場合:
  C:\ProgramData\Trend Micro\Deep Security Agent\relay\www (Relay機能にて使用)
  C:\ProgramData\Trend Micro\Deep Security Agent\iaurepo (DSA機能にて使用)

3.1で停止したDSAサービスを起動します。
※2.のファイルが再作成されます。


関連リンク
セキュリティアップデートが失敗する場合のトラブルシューティング方法
"セキュリティアップデート: Agent/Applianceでのパターンファイルのアップデート失敗"のメッセージでセキュリティアップデートに失敗する (署名ファイルの期限切れ)