概要
トレンドマイクロは、 Internet に流通するスパムに対して日々監視を行っております。
特定の特徴を持ったスパムの大量発信等が確認された場合などに即時スパムとして検出できるよう、毎日パターンファイル等をチューニングして、スパムの拡散防止を図っています。
しかしながら、メールデータの構成や内容がスパムに類似するメールを受け取った場合、スパム判定結果のスコアが引き上げられ、本来であれば通常のメールとして通過するべきメールがスパムメールとして判定されてしまう場合があります。
スパムの判定アルゴリズムに関しましては高度な機密情報となるため、スパムと判定された理由については公開しておりません。
対処方法
通常メールの誤判定への対策としましては、以下をご検討ください。
1. スパムメール検索エンジン/スパムメール対策パターンファイルの更新
最新の検索エンジン/パターンファイルが反映されることで、スパムと誤判定されなくなる可能性があります。
管理画面の [管理] > [コンポーネントのアップデート] にて最新版が適用されているかをご確認ください。
適用されていない場合は、同画面にて手動でのアップデートをご検討ください。
2. ポリシーの送信者/受信者条件の変更
ポリシーの送信者/受信者の条件を調整することで、特定の送信者/受信者を持つメールをポリシーの適用対象外とすることが可能です。
管理画面の[ポリシー] > [ポリシー管理]にて、誤判定されたメールの送信者/受信者が
スパムメール対策ルールを使用するポリシーによって処理されないよう、条件の変更をご検討ください。
送信者/受信者の条件はエンベロープ送信者/受信者に適用されます。
3. [ポリシー] > [除外]での除外設定
管理画面の[ポリシー] > [除外]で、特定の送信者/受信者/Xヘッダを持つメールをポリシー処理から除外することが可能です。
誤判定されたメールの送信者/受信者/Xヘッダの情報を当該画面に設定することをご検討ください。
-スパムメール対策ルール以外のポリシールールも除外されます。
-送信者/受信者の条件はエンベロープ送信者/受信者に適用されます。
4.上記以外の対処をお求めのお客様
お手数ですが、弊社サポート窓口までお問い合わせください。