概要
DDEIには、管理画面からバージョンのアップグレードを実施する機能がございます。一方、「旧バージョンのサーバからの新バージョンのサーバへ設定を移行する」といった、設定移行によるバージョンアップは実施できません。
アップグレード
アップグレード方法
アップグレードを実施する際は、こちらからバージョンアップ対象のアップグレードプログラムをダウンロードしてください。当ページからは、ReadMe、インストールガイド、管理者ガイド等もダウンロードできます。
その後、管理画面の[管理] > [製品のアップデート] > [ファームウェア]からアップグレードプログラムの適用を行います。
当該画面での操作につきましては、インストールガイドの「ファームウェアをアップグレードする」の章をご参照ください。
なお、当該章にも記載の通り、事前に設定バックアップの取得をお願いいたします。
アップグレード可能なバージョン
アップグレードプログラムを使用してバージョンアップ可能なバージョンには制限がございます。詳細は、バージョンアップ対象のバージョンのReadMeの「5.2. アップグレード」の章をご参照ください。
数世代前の古いバージョンをご利用の場合、最新バージョンにバージョンアップするには、
複数回のアップグレードプログラムの適用が必要となることがございます。
アップグレード時間
アップグレード時間は、現存のログ情報等のデータの総サイズに依存いたします。アップグレード実施にあたりましては、事前の検証や余裕を持ったご計画をお願いいたします。
また、アップグレードが完了するまではサーバの強制再起動(電源断)等を実施しないようお願いいたします。
なお、過去バージョンではアップグレード時間に1~2時間程度、半日程度の時間を要するケースもございましたが、 DDEI 5.0以降においては、アップグレードを行う際のアップグレードモジュールの改善が行われており、アップグレードの時間がかかる状況に改善が行われております。
ただし、アップグレードが1日以上経過しても完了しない状況が継続するようであれば、サポートまでお問合せください。
補足事項
- アップグレードプログラムの適用では、すべての設定とデータが維持されます。
ただし、プロキシサーバ経由でインターネットに接続する内部仮想アナライザを使用している場合は、
内部仮想アナライザのプロキシを再設定する必要があります。
仮想アナライザの設定の詳細については、管理者ガイドを参照してください。