このエラーメッセージは次のような場合に発生します。
- 過去にインストールした際の情報がIIS上に残っている。
- アンインストール処理が途中で中止されてしまったあとに、Apex Centralを再インストールしようとした。
以下の手順で事象が改善されるかどうかご確認ください。
- SSL証明書の設定を確認します。
- IISマネージャーを開きます。
- 左側の「接続」ペインで「サイト」をクリックします。
- Apex Centralをインストールした際に指定したサイト名をシングルクリックします。(Apex Centralの初期設定では Default Web Site がインストール先となります。)
- 右側の「操作」ペインで"バインド"をクリックします。
- httpsのポート設定を選択し、[編集]をクリックします。
- SSL証明書のプルダウンメニューから選択、もしくは[選択]ボタンをクリックして、Apex Centralを以前インストールした際に指定もしくは作成された証明書を選びます。(特に何も指定をせずにインストールした場合、発行元が「Trend Micro internal CA」となっているものを指定してください。)
- [OK]ボタンを押してサイトバインドの編集画面を閉じます。
- 以下のアイテムをApex Centralが使用しているサイト(初期値:Default Web Site)から削除します。
- 仮想ディレクトリ
- ControlManager
- TVCS
- TVCSDownload
- アプリケーション
- WebApp
- 仮想ディレクトリ
- 「ISAPIおよびCGIの制限」からApex Central向けの情報を削除します。
- 「接続」ペインでご利用のコンピュータ名が表示されているアイコンをクリックし、「ISAPIおよびCGIの制限」をダブルクリックします。
- パス列で並び替えを行い、Apex Centralのインストールフォルダ配下に対しての設定をすべて削除します。(64ビット環境での初期設定は、"C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Control Manager\" となります。)
- Apex Centralのデータベースを削除します。(現在のデータを保存しておきたい場合は、Microsoft社のサイトなどを参考にデータベースを事前にバックアップしてください。)
- SQL Server Management Studio (SSMS) をご利用の場合の操作例
- SSMSでApex Centralのデータベースが置かれているサーバにログオンします。
- データベース名 (初期値:db_ApexCentral) を右クリックし、[削除]をクリックします。エラーが発生する場合はMicrosoft社のサイトなどをご参照ください。
- sqlcmdユーティリティを使用する場合のコマンド例 (SQL Server実行中のサーバにログオンしてから実行)
※sqlcmdユーティリティの利用方法詳細についてはMicrosoft社のサイトをご覧ください。- SQL Serverが実行されているコンピュータにログオンし、コマンドプロンプトを開きます。
- sqlcmdユーティリティを使用して、SQL Serverに接続します。
- インスタンス名「SQLEXPRESS」上にdb_ApexCentralがある場合
sqlcmd -S localhost\SQLEXPRESS -U account_name -P password - 規定のインスタンスにdb_ApexCentralがある場合
sqlcmd -S localhost -U account_name -P password
- インスタンス名「SQLEXPRESS」上にdb_ApexCentralがある場合
- 次のコマンドを実行します。(データベース名の初期値:db_ApexCentral)
DROP DATABASE db_ApexCentral
GO - "quit"と入力するとsqlcmdユーティリティを終了できます。
- SQL Server Management Studio (SSMS) をご利用の場合の操作例
- Apex Centralの再インストールを行ってください。
- コンピュータを再起動してください。