ビュー:

このエラーメッセージは次のような場合に発生します。

  • 過去にインストールした際の情報がIIS上に残っている。
  • アンインストール処理が途中で中止されてしまったあとに、Apex Centralを再インストールしようとした。

以下の手順で事象が改善されるかどうかご確認ください。​

  1. SSL証明書の設定を確認します。​
    1. IISマネージャーを開きます。
    2. 左側の「接続」ペインで「サイト​」をクリックします。
    3. Apex Centralをインストールした際に指定したサイト名をシングルクリックします。​(Apex Centralの初期設定では Default Web Site がインストール先となります。)
    4. 右側の「操作」ペインで"バインド"をクリックします。
    5. httpsのポート設定を選択し、[編集]をクリックします。
    6. SSL証明書​のプルダウンメニューから選択、もしくは[選択]ボタンをクリックして、Apex Centralを以前インストールした際に指定もしくは作成された証明書を選びます。(特に何も指定をせずにインストールした場合、発行元が「Trend Micro internal CA」となっているものを指定してください。)
    7. ​[OK]ボタンを押してサイトバインドの編集画面を閉じます。
  2. 以下の​アイテムをApex Centralが使用しているサイト(初期値:Default Web Site)から削除します。
    1. ​仮想ディレクトリ
      • ControlManager
      • TVCS
      • TVCSDownload
    2. アプリケーション
      • WebApp
  3. 「ISAPIおよびCGIの制限」からApex Central向けの情報を削除します。
    1. 「接続」ペインでご利用のコンピュータ名が表示されているアイコンをクリックし、​「ISAPIおよびCGIの制限」をダブルクリックします。
    2. パス列で並び替えを行い、Apex Centralのインストールフォルダ配下に対しての設定をすべて削除します。(64ビット環境での初期設定は、"C:\Program Files (x86)\Trend Micro\Control Manager\"​ となります。)
  4. Apex Centralのデータベースを削除します。(現在のデータを保存しておきたい場合は、Microsoft社のサイトなどを参考にデータベースを事前にバックアップしてください。)
    • SQL Server Management Studio (SSMS) をご利用の場合の操作例
      1. SSMSでApex Centralのデータベースが置かれているサーバにログオンします。
      2. データベース名 (初期値:db_ApexCentral) を右クリックし、[削除]をクリックします。エラーが発生する場合はMicrosoft社のサイトなどをご参照ください。
    • sqlcmdユーティリティを使用する場合のコマンド例 (SQL Server実行中のサーバにログオンしてから実行)
      ※sqlcmdユーティリティの利用方法詳細についてはMicrosoft社のサイトをご覧ください。
      1. SQL Serverが実行されているコンピュータにログオンし、コマンドプロンプトを開きます。
      2. sqlcmdユーティリティを使用して、SQL Serverに接続します。
        • ​インスタンス名「SQLEXPRESS」上にdb_ApexCentralがある場合
          sqlcmd -S localhost\SQLEXPRESS -U account_name -P password
        • 規定のインスタンスにdb_ApexCentralがある場合
          sqlcmd -S localhost -U account_name -P password
      3. 次のコマンドを実行します。(データベース名の初期値:db_ApexCentral)
        DROP DATABASE db_ApexCentral
        GO
      4. "quit"と入力するとsqlcmdユーティリティを終了できます。
  5. Apex Centralの再インストールを行ってください。
  6. コンピュータを再起動してください。​