発生する事象
原因
Red Hat Enterprise Linux 8 (以下、RHEL8) では、デフォルトのパッケージに含まれるフォントがVL Gothic フォントから Google Noto フォントに置き換えられています。それにより、Deep Security Manager (以下、DSM) のセットアップウィザードが文字化けします。
この問題は、RHEL8 プラットフォームに日本語版DSMをGUIでインストールする場合にのみ発生します。
この問題によりセットアップウィザードは文字化けしますが、Webコンソール、ダッシュボードなどのDSMの機能には影響しません。
インストールが完了すると、DSM管理コンソールは正しく表示されます。
対象バージョン
DSM 12.5 以上
対処方法
DSMをサイレントインストールするか、または事前にOSへVL Gothicフォントをインストールしてください。
DSMをサイレントインストールする場合
「Deep Security Managerのサイレントインストール」をご参照ください。
事前にOSへVL Gothicフォントをインストールする場合
- CentOS公式のVL Gothicフォントrpmパッケージをダウンロード します(※クリックするとダウンロードされます)。
- 対象サーバ上で以下のコマンドを実行し、1.でダウンロードしたrpmパッケージをインストールします。
$ sudo rpm -i vlgothic-fonts-20130607-2.el7.src.rpm