セキュリティエージェントの動作には Microsoft Visual C++ 2019 Runtime が必要です。
このため、インストール対象のエンドポイントに Microsoft Visual C++ 2019 Runtime が存在しない場合、インストール時に自動で Microsoft Visual C++ 2019 Runtime のインストールが実施されます。
しかし、オペレーティングシステムが Universal C Runtime (CRT) アップデートの前提条件を満たしていないと Microsoft Visual C++ 2019 Runtime のインストールが完了せず、セキュリティエージェントは正常に動作しません。
その影響で、以下のような状況となることがあります。
- インストール後、Web管理コンソールのセキュリティエージェント一覧に表示されない
- Trend Micro Security Agent および Trend Micro Common Client Solution Framework サービスが開始されない
対処方法
Microsoft Visual C++ 2019 Runtime を正常にインストールできるように、最新のWindows更新プログラムまたは Universal CRTアップデート (2999226) をエンドポイントにインストールしてください。Microsoft Visual C++ 2019 Runtime のインストールが正常に完了すると、セキュリティエージェントは正常に動作するようになります。
Universal CRTアップデート (2999226)の詳細については、下記ページをご参照ください。