本情報はトレンドマイクロ社が販売・サポートしている TXOne Edge 製品に適用される情報になります。
TXOne Networks 製品(EdgeIPS / EdgeFire)においてハードウェア障害が疑われる
事象が発生した場合、ソフトウェアの問題に起因する事象かハードウェアの問題に起因する事象か
を切り分ける必要があります。
事象の切り分けとして、デバイスの設定を初期化することで事象に改善が見られるかどうかを
確認することを推奨いたします。
TXOne Networks 製品の初期化方法
■EdgeFire
以下の情報を収集し、テクニカルサポートにご提供願います。
・事象内容の詳細
・事象発生時刻
・事象発生前後に実施していた作業などがある場合には、実施作業内容に関する詳細情報
※例:パターンファイルのアップデートを実施していた、対向ネットワーク機器の設定を
変更していた、など
・事象発生時刻の情報を含むデバッグログの取得
に接続します
3. ツールを実行するために以下を事前に準備します
・付属シリアルコンソールケーブル(RJ45 - RS232C)
・LANケーブルx5
・Reset ボタンを長押しするためのピン
※Baud Rate を 9600 から 115200 に変更します
6. 一度電源コネクタを外し、Reset ボタンを押しながら電源コネクタを接続・起動します
7. LED が点滅(5秒間、0.5秒間隔で点滅)したらRSTボタンを離し、システム起動後にテストを
実行します
8. テストの完了後、シリアルコンソール上に表示されるツールの実行結果を確認し、
スクリーンショットを取得します
■EdgeIPS
以下の情報を収集し、テクニカルサポートにご提供願います。
※例:パターンファイルのアップデートを実施していた、対向ネットワーク機器の設定を
変更していた、など
1. 事象の発生を確認後、Web コンソールからログインし、https://{EdgeIPSのIPアドレス}/rdqa/
にアクセスします
https://{EdgeIPS のIPアドレス}/#/rdqa/
・HW Diagnostics Tool の実行結果
3. ツールを実行するために以下を事前に準備します
・付属シリアルコンソールケーブル(USB Type C - RS232C)
・LANケーブルx1
・Reset ボタンを押すためのピン
※Baud Rate を 9600 から 115200 に変更します
6. 一度電源プラグを外し、Reset ボタンを押しながら電源プラグを接続して起動します
7. LED が点滅(5秒間、0.5秒間隔で点滅)したらRSTボタンを離し、起動してテストを実行します
8. テストの完了後、シリアルコンソール上に表示されるツールの実行結果を確認し、
スクリーンショットを取得します
※テスト結果が Fail の場合には、USB/F LED が赤点灯します