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■ この無償サービスをご利用いただける対象

以下の条件を満たしており、管理コンソールにログオンすると青色バーが表示されます。
 
▼ Apex One SaaS の場合

  - 管理コンソールに Administrator 権限でログオンされたお客様
 
▼ Apex One オンプレの場合

  - Apex One Patch3 (ビルド8378) 以降をご利用されているお客様
  - Apex One 管理サーバがインターネットに接続可能なお客様
  - 管理コンソールに Administrator 権限でログオンされたお客様

▼ Deep Security オンプレの場合

  - Deep Security Manager 20.0.262 以降をご利用されているお客様
  - Deep Security Manager サーバがインターネットに接続可能なお客様

既に XDR Endpoint Sensor もしくは Trend Micro Vision One 無償提供プログラムをご利用中のお客様にも青色バーは表示されます。その場合、この 製品Q&A で紹介する Targeted Attack Detection サービス画面以外に、Workbench のサービス画面から 各種検出状況 や 解析状況 などの多くの機能をご利用いただけます。

 

■ このポップアップから提供される無償サービスについて

お客様からトレンドマイクロに提供いただいた Smart Protection Network へのフィードバックのデータ (スマートフィードバック 機能) をもとにして解析を行い、お客様の環境が流行のランサムウェア/マルウェア 等の脅威にさらされている可能性を提示するサービスです。

特定のランサムウェアへの脅威の可能性を提示します。この脅威の可能性を検出するには、お客様の環境で "機械学習型検索" の機能が有効化されている必要があります。

このサービスの仕様上、お客様の環境で "スマートフィードバック" の機能が有効化されている必要があります。無効化されている場合、トレンドマイクロはお客様からデータを受け取っておりません。そのため、脅威の可能性は ゼロ と表示されます。

 

■ この無償サービスを利用開始する手順

▼ Apex one SaaS の場合
以下の 3ステップでサービスをご利用いただけます。

1) 管理コンソールの青色バー内に表示されている [詳細情報] ボタンをクリックします。

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2) Trend Micro Vision One コンソールのログイン画面が表示された場合は、CLP (Customer Licensing Portal) アカウント情報を入力し、使用許諾の内容をご確認ください。

3) "Targeted Attack Detection" の画面が表示され、結果をご確認いただけます。
※ 画面の各項目につきましては、こちら の情報もご参照ください。

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よくある質問

▼ 本サービスはどのようなサービスですか?

 お客様がご利用されている Apex One/Apex One SaaS および Deep Security でスマートフィードバック、機械学習型検索機能を利用する事でトレンドマイクロ SPN (Smart Protection Network) へフィードバックされている情報を元に、流行しているマルウェアの感染可能性をアセスメントするサービスです。
 

▼ 興味があるが、どのようにすればサービスを利用できるのか?

 対象となるお客様 (Apex One Patch3 以降、DSM 20.0.262 以降、全ての Apex One SaaS) へ製品の管理コンソール上でお客様誘導表示 (ポップアップおよび青いバー型表示) が随時表示されます。
お客様は表示をクリックする事で、ブラウザにサービスサイトが表示されます。このサービスサイトへ当社 CLP (Customer Licensing Portal) アカウントを用いてログインを行って頂く事でサービスが開始されます。CLPアカウントをお持ちでないお客様は、アカウントID希望の文字列、登録用の有効な電子メールアドレス、パスワードを入力頂くことで、CLPアカウントをその場で作成する事が出来ます。
 

▼ どこまで無料で利用できるのか?

 本サービスのご利用は全て無償です (サービスサイトへの通信費用はお客様のご負担となります)。
 

▼ 結果はどのように送られてくるのか?

 アセスメント結果はブラウザ上に表示されます。
 

▼ 結果に対して、何をすればよいのか?

 マルウェアの感染または感染疑いのエンドポイントが表示された場合、端末隔離や手動スキャンなどの一次対応をおこなわれる事をお勧めいたします。
 

▼ そもそもランサムウェアは、Apex One (SaaS) / Deep Security で検知できているはずでは?

 ランサムウェアの感染の "引き金となる事象" をアセスメントする事で、ランサムウェア感染以前の兆候を捉えることが可能です。
 

▼ XDR や Vision One とは何でしょうか?

 XDR は Extended Detection and Response の略で、EDR (Endpoint Detection and Response) を拡張したサービスです。
Vision One ではエンドポイントからのアクティビティデータ以外に、電子メールやネットワーク,サーバやクラウドワークロードのセンサーから得られたアクティビティデータの相関分析を行う事により、より網羅的にセキュリティインシデントを検出、可視化、分析および対応を行う事が可能です。

 

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