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各コマンドは実行権限を持つユーザで実行してください。
「Trend Micro XDR」はTrend Micro Vision One の旧名称です。資料により一部表記が異なる場合がありますが、読み替えてご参照ください。

インストール

  1. Trend Micro Vision Oneコンソールにログインします。

  2. コンソールにログイン後、左のメニューから [Inventory Management] を展開し、[Endpoint Inventory] を選択します。

  3. 左上の [Agent Installer] をクリックします。
    01_EI.PNG

  4. ダウンロードリンクの生成またはインストーラのダウンロードを行います。
    02_AI.PNG

  5. 対象のLinuxコンピュータで以下のいずれかを行い、インストーラを配置します。

    • ダウンロードしたインストーラ(tmxbc_linux64.tgz)を対象コンピュータに配置
    • $ wget {ダウンロードリンク} -O tmxbc_linux64.tgz
      を実行
  6. 以下のコマンドを実行し、システムがOpenSSLバージョン1.0.2以降を実行していることを確認します。

    $ openssl version
  7. ダウンロードパッケージの内容を確認します。

    1. 以下のコマンドを実行し、インストールパッケージを展開します。
      $ tar -xvf tmxbc_linux64.tgz
    2. 展開したパッケージ内に以下の全てのファイルがあることを確認します。
      • checksum
      • checksum.p7
      • manifest
      • .property
      • README
      • tmxbc

     

  8. 証明書の署名と発行者が有効であることを確認します。

    1. 以下のコマンドを実行し、検証に成功することを確認します。
      $ openssl cms -verify -binary -in checksum.p7 -inform DER -verify -content checksum -purpose any -certsout need_to_check.certs -out /dev/null
    2. 以下のコマンドを実行し、証明書のsubjectが「Trend Micro, Inc」、issuerが「DigiCert Inc」であることを確認します。
      $ openssl crl2pkcs7 -nocrl -certfile need_to_check.certs | openssl pkcs7 -print_certs -noout
      出力例:
      subject=/C=US/O=DigiCert, Inc./CN=DigiCert Trusted G4 Code Signing RSA4096 SHA384 2021 CA1
      issuer=/C=US/O=DigiCert Inc/OU=www.digicert.com/CN=DigiCert Trusted Root G4
          
      subject=/businessCategory=Private Organization/jurisdictionC=TW/serialNumber=23310837/C=TW/ST=Taipei City/L=Da\xE2\x80\x99an District/O=Trend Micro, Inc./CN=Trend Micro, Inc.
      issuer=/C=US/O=DigiCert, Inc./CN=DigiCert Trusted G4 Code Signing RSA4096 SHA384 2021 CA1
    3. 以下のコマンドを実行し、チェックサムが有効であることを確認します。
      $ sha256sum -c checksum

     

  9. エージェントをインストールします。

    • プロキシを使用せずにインストールする場合は以下のコマンドを実行します。
      $ ./tmxbc install
    • プロキシを使用してインストールする場合は以下のコマンドを実行します。
      $ ./tmxbc install --proxyURL {IPv4 or IPv6 address of proxy server}
      例:$ ./tmxbc install --proxyURL http://10.1.1.1:80

      HTTPプロキシのみをサポートしています。プロキシの資格情報の使用はサポートしておりません。

     

  10. 以下のコマンドを実行し、正常にインストールされたこと(バージョンが表示されること)を確認します。

    $ ./tmxbc --version

     

機能の有効化

  1. インストール後10分ほど待った後、Vision One コンソールの [Inventory Management]>[Endpoint Inventory]>[Available Endpoints]タブを選択し、エージェントをインストールしたコンピュータが表示されることを確認します。

  2. 対象のコンピュータにチェックを入れて [Enable] をクリックします。
    03_EI_enable.PNG

  3. 表示された確認画面で [Enable Now] をクリックします。
    04_EI_enable_now.PNG

  4. リストに対象のコンピュータにて [Installing the XDR Endpoint Sensor...] と表示されていることを確認します。
    有効化の完了まで数分ほど要します。
    05_EI_installing.PNG

  5. 右上の [Refresh] ボタンをクリックして画面を更新し、対象のコンピュータの [Features enabled] 列に [XDR Endpoint Sensor] と表示されていることを確認します。
    06_EI_install_done.PNG

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