影響を受ける製品・システム
以下の製品においてWindows 7 および Windows Server 2008 R2を仮想アナライザとして使用している場合、前述のマイクロソフト社の Patch を適用し、SHA-2コード署名に対応する必要があります。
仮想アナライザに適用されているマイクロソフト社の Patch を確認する方法については こちら をご参照ください。
また、トレンドマイクロのその他の製品については製品 Q&A 弊社製品のコードサイニング証明書(コード署名証明書)における対応方針について をご確認ください。
対応
マイクロソフト社のPatch適用後、各製品側で仮想アナライザイメージを再度インポートします。対応を実施しない場合、該当のWindowsシステムにおいて、仮想アナライザセンサドライバのロードを行えず、仮想アナライザにおける検出力が低下する可能性があります。
対応期限・一時的な回避策
現在使用しているSHA-1のコード署名を使用した仮想アナライザセンサドライバの証明書は、2021年4月15日で期限切れとなります。仮想アナライザでの検出能力を保つため、2021年4月15日までに対応を完了してください。
しかしお客様の環境によっては、この期日までの対応の完了は困難であることも予想されるため、トレンドマイクロでは、アクティブアップデート機能を通じて、前述のマイクロソフト社のPatchを適用していないWindows 7,および Windows Server 2008 R2と互換性のある仮想アナライザセンサドライバを以下の通り公開しました。
・公開日: 2021年4月12日
・該当コンポーネント: 仮想アナライザセンサ
・ビルド番号: 6.0.5132
スケジュールアップデート、または手動アップデート後、上記ビルド番号以降の仮想アナライザセンサが適用されていることをご確認ください。
この仮想アナライザセンサドライバの提供終了日は2021年10月15日です。これまでの間に、マイクロソフト社Patchの適用、製品への仮想アナライザイメージの再インポートを完了してください。
ご注意
- 1. この仮想アナライザセンサドライバは、互換性確保のため、一部検出機能に制限があります。
- 2. 仮想アナライザとしてWindows Server 2008を使用している場合は、Windows Server 2008 R2へのアップグレード後、必要なPatchの適用を行います。
更新履歴
2021/05/21「概要」の更新
Windows Server のバージョン「Windows 2008 R2 SP2」およびその適用対象の Patch に誤りがあったため、記述を削除