事象の原因に依存いたしますが、回避手段としては以下4つが考えられます。
これらの手段を試みても閲覧できない場合、または原因調査をご希望の場合は、サポート窓口までご相談ください。
 

1. 承認済みURLに当該WebサイトのURLを登録する

承認済みURLに合致したURLは、HTTPSインスペクションによるHTTPS復号化を含め、 TMWSのフィルタリング処理がスキップされます。 TMWSのフィルタリング処理が原因である場合、承認済みURLへのURL登録で事象を回避可能です。承認済みURLは、TMWSの管理画面の以下から登録可能です。

 [ポリシー] > [承認済み/ブロックするURL] > "承認済みURL:"

登録方法は、こちら のオンラインヘルプをご参照ください。

また、Webサイトによっては「ブラウザに指定したURL以外のURLへのアクセス」が発生することがあり、これらのURLも承認済みURLに登録する必要があるケースもございます。対象となるURLの特定の際には、TMWS管理画面の[ログとレポート] > [ログ分析] > [インターネットアクセス]から確認できる「当該Webサイトへアクセスした際のインターネットアクセスログ」もご活用ください。インターネットアクセスログにつきましては、こちらのオンラインヘルプをご参照ください。

2. HTTPSトンネルドメインに当該WebサイトのURLを登録する

TMWS管理画面の[ポリシー] > [グローバル設定] > "HTTPSインスペクション"でHTTPSインスペクションを有効にしている場合、 HTTPSサイトへのアクセスでHTTPS通信の復号化が行われます。
HTTPS通信の復号化が原因である場合、HTTPSトンネルドメインに当該URLのドメインを登録することでHTTPS復号化がスキップされ、閲覧可能となる可能性があります。
HTTPSトンネルドメインは、TMWSの管理画面の以下から登録可能です。

[ポリシー] > [HTTPSインスペクション] > [HTTPSトンネル] > "トンネルドメイン"

ただし、登録には[ポリシー] > [グローバル設定] > "HTTPSインスペクション" - "HTTPSトンネリングを有効にする"を"オン"にしている必要があります。
HTTPSトンネルドメインの登録方法は、こちら のオンラインヘルプをご参照ください。

また、Webサイトによっては「ブラウザに指定したURL以外のURLへのアクセス」が発生することがあり、これらのURLのドメインもHTTPSトンネルドメインに登録する必要があるケースもございます。対象となるURLの特定の際には、TMWS管理画面の[ログとレポート] > [ログ分析] > [インターネットアクセス]から確認できる「当該Webサイトへアクセスした際のインターネットアクセスログ」もご活用ください。インターネットアクセスログにつきましては、こちら のオンラインヘルプをご参照ください。

3. HTTPSインスペクション機能用のCA証明書をクライアント端末にインストールする

HTTPSインスペクションをご利用の場合、クライアント端末にTMWSのCA証明書をインストールしていないとブラウザの証明書警告画面が表示されます。
HTTPSインスペクションをご利用でなくても、こちらに記載の場合に強制的にHTTPSインスペクションが動作し、ブラウザの証明書警告画面が表示されることがあります。

ブラウザの証明書警告画面が表示されて閲覧できない場合には、クライアント端末へのTMWSのCA証明書をインストールをお願いいたします。 インストールにあたっては、こちらのKBもご参照ください。

4. 特定のサイトへのアクセスをプロキシ除外対象とする

「特定のサイトについてはTMWSを経由しないでアクセスさせるようにする」という対処手段がございます。
こちらをご参照のうえ、ご利用のWebブラウザやpacファイルにプロキシ除外設定の追加をお願いいたします。

Webサイトによっては「ブラウザに指定したURL以外のURLへのアクセス」が発生することがあり、これらのURLのドメインもプロキシ除外対象にする必要があるケースもございます。対象となるURLの特定の際には、TMWS管理画面の[ログとレポート] > [ログ分析] > [インターネットアクセス]から確認できる「当該Webサイトへアクセスした際のインターネットアクセスログ」もご活用ください。インターネットアクセスログにつきましては、こちらのオンラインヘルプをご参照ください。