はじめに
VBBSSでは、Azure AD と統合することで、Azure AD からエンドポイント情報を同期し、エンドポイントにVBBSSがインストールされているかどうかを管理することができます。
ご利用手順
- Web管理コンソールにログインし、[管理]-[Active Directoryの設定]を開きます。
- [Azure Active Directory] をクリックします。
- 「権限が必要」と表示されますので、[続行] をクリックします。
- Azure AD 管理者アカウントでサインインし、「要求されているアクセス許可」の画面で [承諾] をクリックします。
- Web管理コンソールの「Active Directoryの設定」画面にて、「有効」となったことを確認します。
- 機能が有効となり、同期が完了すると、VBBSSエージェントがインストールされていないエンドポイントおよび対応バージョンより古いVBBSSエージェントがインストールされているエンドポイントが「ビジネスセキュリティサービスで管理されていないエンドポイント」に表示されます。
- VBBSSを新規インストールした場合や、VBBSSが対応バージョンへアップデートされた場合、該当のエンドポイントは手動グループの「サーバ(初期設定)」もしくは「デバイス(初期設定)」グループへ移動されます。(アップデート後、手動グループへの移動には、約30分程度かかる場合があります。しばらくたってからご確認いただくか、お急ぎの場合はVBBSSエージェントの再起動をご実施ください。)
制限事項
- 本機能をご利用いただくためには、VBBSSエージェントのバージョンが 6.7.1612 以降である必要があります。
なお、6.7.1612 より前のエージェントをご利用の環境で、Azure AD との統合を実施した場合、該当のエンドポイントは「ビジネスセキュリティサービスで管理されていないエンドポイント」に表示されます。
- 本機能は Windows のみのサポートとなります。
- Azure AD との統合により登録されたエンドポイントは、VBBSS Web管理コンソールのデバイスツリーの「ドメイン」にドメイン情報が表示されません。
- Azure Acitive Directory Domain Services はサポートされていないため、ドメインツリーの情報はデバイスツリーに反映されません。